ブログ - 20200407のエントリ

コロナ禍はデジタルの敗北。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-4-7 18:08

  毎日毎日、コロナ禍のニュースで、多くの人は疲れ始めている。私だってそうであるが、視点を変えればこれ不可解な現象であることに気づく。スマフォの威力だとか、デジタルのすごさだとか、偏差値がどうだとか御託を並べながら、顕微鏡でしか見えないウイルスに振り回されている実態はどのように分析し、定義づければ良いのか、多くの識者たちは思い迷っているに違いない。誰も確信的な意見を持ち合わせていない。そこに、どうしてもデジタルの敗北を見てしまう。過去のウイルス禍において、どのような流れで動いていき、終息したのか?なぜ、それを分析して予測しないのか?本来は法則が見えてき、それに基づいて対策が打たれるはずである。すべてのウイルス禍は終息している、あるいは潜行して生き延びたのである。それなのに、決定的なとらえ方を何にすえれば良いのか?その基軸がないのである。

 これはデジタルの最大の欠点である。

 私自身の考えでは、人口の何パーセントが感染したかの段階で、発病して増加するかどうかの傾向がみえ、それから先は天井まですすむか、あるいは減少に転じると読んでいる。天井まではすすまないことは人間はコロナにとっての餌であるからである。その分岐点をとらえ、明確な判断を下すべきである。

 話は変わるが、自分の部屋の柱時計の時間がおくれるようになって、位置を壁から机の上に変えた。すごく見にくくなって、スマフォの数字で時間を見るようになった。それはアナログからデジタルへの移行であるが、時間が全体的な視点で見えなくなった。

 これは、コロナ禍におけるデジタルの敗北なのである。