ブログ - 菜園作りカテゴリのエントリ
だいぶ涼しくなり、コオロギの鳴き音も少なくなりました。コオロギ達は新野菜を食べつくすので、今まいておくと芽がでる頃には彼らも絶え、食べられる可能性は少なくなります。
まず、苗ものからですが、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツを植えます。自然農法を目指していて落ち葉や堆肥だけで育てる方針ですが、落ち葉が完熟堆肥になるには3年はかかるので、苦土石灰と鶏糞、化学肥料(少々)を使います。畑にそこだけショベルで穴を掘り、肥料を入れ、水をたっぷりかけます。苗を植えて土をかけます。周りに棒を4本立て、天井と底を破った肥料袋を被せ虫除けにします。
次は種物です。浅植えが出来るのは豆類で、虫に食われることも少ないのです。畑全体に水を撒き土をやわらかくし、灰か苦土石灰、鶏糞を撒きます。ミツグワで軽く耕しながら肥料と土を混ぜます。土に穴を掘って、キヌサヤインゲン、スナップエンドウ、ソラマメを入れ、土をかぶせます。水を全体にかけて、終わりです。芽が出れば支えの棒を立ててあげます。
25年間ほど野菜づくりをしてきました。二つの屋敷で計100坪くらいのひろさですが、一人でやっているので草むしりや庭の木の剪定、伐採など年中追われっぱなしです。野菜の種をまいてもフランスから土に混じってやってきたという・・虫に新芽を食われてのこるのは雑草ばかりで途方にくれています。天敵が居ないので増え放題で、おそらく数万匹はいるでしょう。それをまず退治することが先決ですがナメクジを殺す薬をまいてもあまり効果がありません。しかたなく手でつまんで捕って殺しています。
蜂や蝶、カエル、トンボなどが激減しています。20年前からみると100分の1くらいに減っています。生態系の循環が狂い、無農薬の野菜作りをしている家は青虫などに徹底的に食い尽くされる状況になっています。そこで農薬をまかねばならないと言う悪循環が際限なくくりかえされ、(自然農法)をやってみたいと考えていたわたしはどうしていいのかわからない状態です。タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、ネギ、サツマイモなど虫のつきにくい野菜を中心になんとかしのいでいます。