ブログ - 20161029のエントリ
ほとんど毎日、山歩きをしているので、珍しいものには出会わなくなった。と思っていたら、あれは何なのか?、と思いつく光景を思い出した。山道の真ん中、ほぼ自分の顔が当たるところに一枚の葉が垂れ、一本の蜘蛛の糸にぶら下がり、風に揺れたり回ったりしている光景であった。蜘蛛の網にはよく出会うので無関心であったが、あれは何なのか?と考えてしまった。蜘蛛の仕業には違いないがなんの為なのであろうか?
わたしの結論は蜘蛛が網を張る前に風向きや風の力を調べているに違いない、と言うことであった。それを知っていなければ効果的な張り方は出来ない。蝶や蝉、トンボなどは風向きを知った上で色んな飛び方をするわけだから、それを知ることは網にかかるかどうか判断する上で大事なことである。たかが蜘蛛であるけど、生きることに調査・研究をする学者でもあるのだ。
すべての生き物がそうである。どんな人間もしかりである。