ブログ - 20140209のエントリ

名もない人の言葉3

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2014-2-9 18:21

 NHKの受信料をいただきに参りました、と声をかけたところ、それはNHkさんも従業員達に金がいるやろうからね、という言葉が返ってきたことがありました。今にして思えばその言葉の意味したことがじゅうぶんにわかります。

 それは(NHKは誰のためにあるのか?)という疑問になり、結論を言えば、(NHKはそこから利益を受ける者のためにある)のです。利益を受ける者とは政権与党、NHK役員、職員、大手の組織、NHK関係者など多方面に及びますが、そこに視聴者がふくまれるかどうかは微妙なところです。受信料は視聴者との信頼関係の上に成り立っています、と営業パンフレットに堂々と書きたてていた頃は視聴者のためにある、と言えたでしょうが、公平中立をうたいながら番組で大手宗教団体や暴力組織の内膜を取り上げたことはありません。競馬中継はするが競艇の中継はしない、ということでその業界の関係者達の受信料不払いにあったことがあった経験からでしょうが、都合の悪い組織は番組作成から外しているのは公平中立でもなんでもありませrん。

 近頃はマスコミに姿を出さないNHK職員の不祥事のこと、それを委託集金人として考えることがありました。次第に理由がわかってきましした。それは縁故採用が多いことと民間企業みたいに消費者の納得の上で金をもらっていない、半ば税金みたいな形でもらっていることが原因です。NHKに採用された、ということは一般の人にとっては素晴らしいことですが、親戚に部長がいるからとか議員の紹介で採用されたとなると入局後の姿勢や意気込みがちがってきます。コールセンターや営業職員にかかってくる電話は受信料に対する苦情が多く精神的に参ってる者もおり、それは民間企業よりひどい状況です。人に満足されない仕事となれば、またそのストレスが何十年も貯まればすごい圧力になり、不祥事の誘発になります。わたしも集金の現場で働いていてその引き金はじゅうぶんにわかります。

 籾井会長、経営委員たちがマスコミの批判の的になる、ということは訪問集金・契約をもらう現場担当者や職員、管理職などは酷い環境の中に放り込まれています。大鉈を振るうしかありません。まず、会長や経営委員の任命を総理大臣がして、為政者が放送局を私物化できるという法律から変えなければなりません。

名もない人の言葉2

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2014-2-9 10:01

 自分でつくったこのタイトルが気にいり、このペースで書いていきたいと思いました。名もない人、の言葉はけっして世間に出ることはありませんがそこには意外な真実がひそんでおり、私自身も名も無い人、なのです。

 (NHK受信料なんて寄付金みたいなものじゃない。寄付する金なんてありません)

 宗像市の戸建て団地を受信料の集金・契約業務で回っていた時のことです。契約も求めたわたしに対する中年の主婦からの返事でした。

 呆気にとられて即答が出来ませんでした。この仕事をする者は受信料が放送法に定められ、契約・支払いの義務があると信じて雨の日も風の日も雪の日もバイクに乗って回っています。NHK側は受信料についての番組を流すことはほとんどなく、わたしたちにマル投げの状態です。わたしたちの仕事は前線での孤独な闘いといっても過言ではありません。意外な拒否の言葉に出会うと迷い、混乱し、気持ちを立て直すまで時間がかかるがそんな心境に負けてはいられません。

 今、その主婦の言葉を振り返るとまさに受信料について的を得ていたと考えます。当時、受信料に強制力はあるのか?という質問が視聴者からあり、強制力はあります、とわたしは答えていました。すると、統括係長から強制力はないのです、という電話がかかってきたことがあります。その後支払いを民事裁判で訴え、勝訴したので今では強制力があるという判断です。

 勝訴の前後から、NHKの番組に観たいものが少なくなっています。強制力があるから番組に価値があるかどうかは二の次で観ても観なくてもいい番組をつくっていけばいいし、そのことで民放のようにスポンサーが減って責任をとらされることもないし、受信料収入が激減することもないのです。先日はテレビがあってもなくても受信料をとれるように放送法を改定すべきだという話もありました。職員は誤報だと否定していましたが、そうなるとNHKは総務省の放送局に編入され、従業員の数も10分の1くらいにして受信料も月に500円くらいにすべきです。現在、月に2千円ほどというのは高すぎる。BSで3波、地上波テレビで2波、ラジオで3波を持っていてダラダラ番組を流してるなんてチャンネルの無駄使いです。

 あるいは強制力をなくして、その主婦が言ったように寄付金にすべきです。数多くの人たちに会って仕事をした経験から、わたしは日本人の9割は誠実な人だと信じています。かれらにNHKの番組をみて払わないという人はいませんし、観てる人は払います。現在でも郡部での契約率は90パーセントはありますから、番組づくりの自信があるのならNHKは強制力という剣を捨てて活動すべきです。

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