ブログ - 20201230のエントリ
今朝は寒波襲来の予報があり、車で、松竹梅のお飾りをスーパーに持って行った。売れ残りが三本あったはずだが、無かった。担当者に聞いたがわからないという。万引きが持って行ったであろうが、時々あることであったから気にしなかったし、彼らがそのお飾りで新しい年を迎えっることも良いことかもしれない。
帰宅すると、明日の出荷のためにお飾りを作り始めた。予報通りに強い風が吹き始めた。庭の枯葉が風に舞い、体は風にさらされ、鼻水を時どき垂らしながら、三本を重ねおもむきを考えながらハサミで切っていった。明日は大みそかで今年最後の出荷になる。これを買ったお客さんたちは、好い年に期待を込めるであろうが、ニュースでは、コロナのために貯金が無くなるという悲鳴を伝えていた。それを思い返しながら、自分はなんとか年を越せると思い、複雑な気持ちになった。彼らにこの松竹梅の飾りをプレゼントすれば少しは気持ちが晴れるであろう。知り合いの三、四人に、昨年、配るとすごく喜ばれたので今年も配ろうと思う。自分のできることを相手にしてあげれば、世の中は明るくなるのである。