ブログ - 20201219のエントリ
昨日の朝は、産直店にもみ殻を六袋持って行った。その帰りにそばの精米所によって、倉庫の閂を開けたが、もみ殻をかすり取った跡しかなかった。もみ殻O円、自由ににとって下さい、と大きな板戸に大書きされていて、取らせてもらっているが、近頃は店も閉まり、米をすいている様子もなくなった。
もう一か所、ねらいを付けている町内の精米所に車を走らせた。一週間前に14袋ほどとったが、新たに米が精米されている、と読んでいた。予想通りに、かなりのもみ殻が貯まっていた。スコップでとり、ビニール袋に14袋ほど、詰めた。取りに来た見知らぬ男が外から顔を出して、様子を見ていたが、あきらめて去った。ライバルが現れるようになってもみ殻も貴重品になっている。
家に帰り、玉ねぎに水をかけながら、まだ残っていることを思い出した。どうしようか?あの男が取って行ったか?と思い迷いながら、もう一度、取りに行くことにした。
行ってみると、米をつきに来た新たな客の軽トラックが三台、精米機のそばに見えた。新年を迎えるのに新米を食べるのだ。倉庫には先ほどのもみ殻が残っていた。落ち着いて、ビニール袋につめ始めると、精米されたもみ殻が吹き出し口から飛び出、顔や体に吹き付けて来た。ああ、晦日に、こんなことをしている・・、と思いながら、スコップで掻き取った。これだけ取っておけば産直店に年内分はもつ、がんばり、14袋を一時間かけて、取った。
やれやれ、大勝利、だと思いながら、腰を伸ばしていると、外に小雪が舞い、陽だまりに映えていた・・。