ブログ - 20201221のエントリ
中国がコロナに打ち勝ち、GNPの予想でも、世界のトップに躍り出ている。GNPですべてを判断できるわけではないが、どこかに真理が潜んでいるように思える。わたしたちは単に、民主主義の信仰に洗脳されてきたのではないか?、と思ったりする。民主主義であろうが独裁主義であろうがそれで人民が幸福であれば良いし、国家は保っていけるのであり、政治体制など問題ではない。
民主主義はある部分で衆愚政治であり、何に対してもチャチャを入れる人種が主導権をとってしまい、政治家になり、ひどい場合には自殺者まで出すことは日頃のニュースでも見られる。人間はある面ではバカであり、それが露骨に出、社会を牛耳ってしまうことがある。言論の自由をモットーにする民主主義ではそれが顕著になる。悪ガキの顔を叩いたくらいで幼児虐待、といって逮捕され、チャチャ族が幅をきかしていき、あげくに独裁体制が現れる。
敵対者を処刑し、また暗殺し、国家の情報を盗む国が経済効果を生み、見せかけの繁栄を演出し、世界に躍り出る、そんな時代がやって来たのである。それに惑わされてはならない。事実や真実がますます隠されていく中で、(本当)を探し求める環境は大事である。こんなブログは独裁国家では書けないし、処刑が待っているだけであるのだ。
悪貨は良貨を駆逐するのだ。
昨日は、午後四時から七時まで、スーパーで、買い物籠の整理のバイトをした。帰宅すると、寒いのに、体が汗にまみれていた。週に二日ほどしているが、休憩時間はなく、けっこうきつい。交代の若者に、忙しかったらろう?と訊くと、はい、とうなずいた。73歳の身には若者以上にきつい。けれども、それに週に一度の弁当配達をし、月に五万円の年金で、生きているのである・・。
お客さんの数は数千人になるであろうが、食材の買い物に忙しそうであった。毎月通う開業医の美人・看護婦さんと出会い、今日は!、と声を掛けられ、マスクの下の顔にやっと気づいて、オー!とかえすとそのまま売り場に向かって行った。二日後に受診に行くので、そこで採血をしてもらうはずである。(今の女性はみな同じメイクをしているのでわからんかった!)と言葉をかけるであろう。
晦日というのにお客さんの顔に、新年を迎える表情がない。いつもとは大きく違うのはコロナのせいであるが、これまでがおかしかったのである。経済成長に毎年毎年、浮かれるなんて自然界にはありえない。春夏があれば冬もあるのである。
冬が来たのに、木枯らしは訪れず、路上の落ち葉もつま先立ちをしていない。
だが、待てよ?と考え直した。外出もせず、ゆっくりした正月を、迎えるのではないか!
世の中や自分の人生を振り返ってみようではないか。それらを見直しながら新年を迎えるなんてめったになかったことである。三十年前にスロウ・ライフ(ゆっくり人生)、スロウ・フード(ゆっくり食事)という言葉がはやり、そんな生き方を知ったはずではないか?それが戻って来たと思えば、落ち葉はつま先立ちをしてまで生きることはないのである。
経済的繁栄は過去のものになり、コロナのせいで医療崩壊の危機が叫ばれている。これからはつつましく質素に生きる時代になるのである。貧乏生活の私はその先端を行っているのかもしれない。