ブログ - 20200123のエントリ
わたしは身体障がい者・4級の認定を受けて、およそ10年になる。税制や交通費、障害者の会への助成金などで優遇を受けていて、ありがたいことであるが、認定の基準に疑問を抱いている。医師の診断書を福祉課に提出し、それが県から国へいって審査されるわけである。認定される人はともかく、されない人もいる。二本の杖をつきながら歩き、突然倒れる人が病名が付けられずに認定されないことを例に取れば、認定の改正が必要だと思う。
わたしは10年前に心臓のバイパス手術を受けたが、心臓の一部に不完全な個所があるということで認定を受けているが、日常生活にはほとんど問題はない。血液をサラサラにする薬など毎日、10錠ほど飲んでいるので、頭のふらつきなど、出ることがあるが、少々の重労働などはこなしている。酒も飲んでいる。このように健常者と全く同じ生活や仕事をしている障害者は少なくない。はっきり、いえばこれは社会保障費の圧迫になっており、政治もそれを知っていて基準を厳しくしているが、法的な改正には至っていない。
医者の認定は必要であるが、労働が出来るかどうか?社会生活が出来るかどうか?に判定の基準を変えるべきではないか、と思う。精神障がい者の場合もそうであるし、障害ということは文化的な部分にまで広げて取り込むべきではないか?例えば、アニメーション・ダンスの中に障がい者の歩き方を昇華してみるとか?それは障がいを晒しものにするという反論が出るであろうが、違和の中に文化の芽があるという発見になるのではないか?