ブログ - 20160314のエントリ

文化は物理化学で分析できるか?

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2016-3-14 4:28

 わたしの考えは政治、思想、宗教、自然、社会などすべて分野、その動きが物理化学的に分析され、統一され、また統一されるべきであるということです。専門分化しすぎてたがいの業界、既得権、生活権を頑なに守っている現在は人間の知力を結集しても同じことの堂々巡りでありもぐら叩きの繰り返しにしかすぎないと考えるのです。物理学の教授がエネルギー保存の講義をした時に、人間が老化して元気がなくなるのはその法則に照らしあわせてみて何故ですか?とたずねても、専門外のことですからわかりません、と返事をしたり、心臓のバイパスあ手術を終えた後に、先生、いつ退院出来ますか?と尋ねても、内科の先生と相談してみます、と言う答えがあったりしたのです。すべての分野が物理化学の威力によって凄い発展を受けてると同時にに矛盾を抱え込んで、行き場がなくなっています。東北大震災が典型的な例です。待機児童が増えて保育園に入れなくて、日本死ね!、などという書き込みが社会問題になっても、マスコミはそのことだけを取り上げて、原因の究明はしない。かれらは出来事や事件の報道が努めであると考えているからである。

 人間が感知しえなかったことが科学の力で可能になっている。見えないはずの電波が受信機(テレビ)で見えたり、見えないはずの心臓がレントゲンでに見えたり、日本の端に住んでる人と顔を見ながら話しが出来たり(パソコン、スマホ)、囲碁や将棋をコンピューターと対戦したり、カラオケで歌うと(色っぽい)声ですね、と採点機械が感想・評価をしてくれたり、信じられない時代が来ています。

 その状況の中で(文化)はどうなるのか?カラオケも文化の一つですが、この分野も物理化学に取り込めるのか?疑問を抱きました。芸術も文化の中の一つです。

 英会話教室で次のようなトークがありました。(先生、日本では夫が妻を母ちゃんと呼んだり、妻が夫のことを父ちゃんと呼んだ時代がありました)と言うと、オーストラリア人の女先生は、(わたしの国では、子供が両親を名前で呼ぶことがあります)と応え、おどろきました。母親の名前が光子だとすれば、子供が光子さんと呼ぶわけですが、わたしにはピンと来ませんでした。あるいは、(いやよ、いやよ)と言いながら、相手が好きである日本女の心理など、どのように自動翻訳するのでしょうか?矛盾・対立しながら同居してる状態は物理化学には取り込めません。

 若い頃の森進一さんの声は凄いかすれ声で、魅力的でした。カラオケの採点機械は(声がかすれていますね。ボイス・トレーニングをして練習してください)と答えるでしょうか?

 文系は本来、理系と同じであるべきです。あるいは文系が理系を取り込んで、思想・哲学の分野から理系を捉えなおすべきなのに役割を奪われています。人類が理系の利便性、快楽に目を奪われ、陥っているからです。

 

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