ブログ - 20150617のエントリ
恐いことを発見させられた。
その前にはこんな事情があった。掘った竹の子を糠で湯がいて、水洗いし、産直の店に出した。よく売れたが2件のクレームが発生した。お客さんからナメクジが竹の子に入っていたということで、店長から気をつけるように言われ、了解して袋詰めする時に何度も点検した。一週間後にまた同じクレームが出た。おどろいて水洗いした竹の子を置いたザルの裏を見ると、小さなナメクジがすごい速さで草の中から竹の子をめがけて進んでいるではないか!彼らの動きは遅いと信じていたわたしはまたおどろいた。かれらは竹の子の表面ではなく、中の潜り込み、包丁を入れたお客さんが発見したのだ。
野菜作りをしてたらナメクジなんてしょっちゅう出るよ、という返事の人が多かったが、自分が買った立場に立てばどんな山で採れたかもわからないから、厭な気分になる。自分の山や畑の場合だと環境破壊がないことを知っているから気にはしないが。
3ヶ月前に遠賀町のルミエール(安売りで人気がある)で、国産と表示されたキャベツを100円で買った。ずいぶん安いし、こんな寒い時期に出来るのか?と思いながらも帰宅して、半分に切ろうとして包丁を入れた。硬すぎて刃が立たない。仕方なく、庭に捨てた。
竹の子のクレームを思い出して、庭のキャベツを見た。表面が少し、虫に食われていたが元の形でそのまま捨てられていて、腐ってもいないのだ!
虫も食わない、腐りもしないキャベツにはどんな防腐剤、防虫剤が入っていたのか?想像するだけで恐ろしい!