ブログ - 20150616のエントリ
蟻の世界にも働かない者が2割いて、それらを排除しても残りの8割が働かなくなると言う法則はいろんな分野にあてはまる。国や地方自治においてもあてはまると私は考えるし、いずれ方程式が考え出されるであろう。民主主義(多数派独裁政治)において、私達は支配されているという意識をすっかり奪われていて、奪われているという考え方さえ出来なくなっている。産まれた時から、テレビやネットで資本主義・多数派独裁政治の思想に洗脳され、小学校に入ってからは文部科学省選定の教科書によって追い討ちをかけられ、その思想の信仰者に仕立て上げられている。ほとんどの者はそのことに気づかないし、うすうす気づいたとしても異議申し立ては出来ないし、実行すれば(あなたは民主主義を否定するのですか!)と言われて村八分にされ、就職もむずかしくなる。
支配する側が武力を手段にした頃のエネルギーとNHKをはじめとするメディア、学校、会社、その他団体を操作するエネルギーは等しいし、支配勢力と被支配側の力は均衡していて、それが平和という状態なのである。江戸時代が良い例である。徳川時代が300年も続いたというのは均衡状態が長かったのである。今は生活保護や社会保障のシステムで均衡状態、政権与党の期間を長引かせているが、国民の預金を担保にしているのである。金融パニックが起これば金融機関は閉鎖され、政府は国民の預金を勝手に着服することが出来るし、株価操縦には罰則まであるのに政府が公的基金を使って株価操縦をするのは自由である。
この均衡状態は長続きするだろうし、グローバリニズムというアメリカ帝国主義によって世界中に広まっている。均衡が崩れるのは自然破壊が極限にまで進んで、食べ物がなくなった時である。その時の反動は恐いことになる。食べ物が無いから、人が人を食うということになる。