ブログ - 20140326のエントリ
30、40年前にテレビや雑誌をにぎわしたUFO(未確認飛行物体)ですが、最近はマスコミからすっかり姿を消しました。10年間ほどまったく見ませが、どうしたのでしょうか?嘘だったのでしょうか?すでにUFOという言葉さえも知らない人が生まれ出てる時代ですが、アメイリカのNASAが秘密にしているとかアメリカ軍部のスパイ衛星だとか宇宙人にさらわれたとか物議をかもしたあげくパッと消えてしまいました。まさにUFOが消えるようにですが、報道管制を敷かれているという説もあります。
三日前、NHKスペシャルで超能力の番組をやっていました。いずれもノーベル賞受賞の物理化学者が登場し、いろんな実験をしていました。こんな実験がありました。四人の大人を仕切られた部屋に入れます。それぞれの部屋にはモニターテレビが置かれ、かれらには脳波の測定装置がつけられています。最初、テレビの画像はすべてなにも映ってないのですが、一番端に座っている人の画像に格子状の模様を送信し次に消したりして刺激を与えます。その人は驚きます。すると隣の人の脳波が波立ち、次は隣の人と伝わっていったのです。脳波の波形は四人とも同じで少しの時間のずれがありました。
人間をはじめとして動物の体温は強い恐怖やストレスをうけると三度くらい下がり、まさにゾッとします。ネズミを使ったその実験の報告もありました。同時に白い球状のものを幻覚として見るというのです。
以上、二つの事実で言いたいのは、白く光るもの(UFO)を多くの人が見たという報告は集団幻想であり、これに似た話や経験はいくらでもあるということです。
番組の中で(人間の意識は量子を左右する)という言葉が出てきました。量子というのは物質の最小単位で人の目には見えません。スリット現象という不思議な現象があります。二つの穴に向かって一つの粒子を飛ばしてみます。ここからが不思議なのです。人間が見てる時には粒子は一つの穴しか通りませんが、見ていないと二つの穴を同時に通るのです。粒子は(二つの穴に同時に通るなんてありえない)という人間の常識観念のエネルギーを受け、一つの穴しか通らなかったのです。
人間の常識概念で世の中を見てることや人間中心主義の考えがいかに危ういかということです。そのことに問題意識をもっていないとけっきょく騙されることになります。