ブログ - 20140312のエントリ
昨日は東北大震災が起こって3年目であった。もう3年になるのか?と考え、高台から見下ろす人人に向かって大津波が押し寄せてくる光景は時空を超えた凄まじさがあった、と思い返す。いつのことだったのか?どこだったのか?などという次元ではなく、国や人種、宗教を超えて、誰も忘れはしない光景である。
ただ、今日の毎日新聞・朝刊やテレビ報道をみると、被災者には申し訳ないが、報道の仕方にウンザリした。天皇陛下や安倍総理や除染作業者たちの頭を垂れる写真を出し、被災者・被災現場を出し、除染差作業の進行状況を描いてるだけである。それも大事であろうが、わたしなら違う視点で描く。
現代文明をどのように評価し、私達私も含めては今後どのように付き合うのかということである。利便性、快適性の裏側には反作用としてこんな惨事が控えている、では現代文明をこのまま生活の中心に据えるべきか自然を見直すべきかということだ。マスコミや出版界にはこの視点が欠け、抜け落ちているし、そのことに気づかない。無駄な電気を消すとか車の使用を控えるとかいくらでも反省の生活方法はあるが、役所や報道会社・出版社や国民が実行してるでしょうか?してはいない。反省は生活から変えていかねばならないのに口先だけの震災日なのだ。
(もったいない)の精神を超えて、(自然は命)という考えに立って生活を送りたい。