ブログ - 20120310のエントリ
このタイトルは(楽は苦の種、苦は楽の種)という母親の家訓みたいなものからヒントを得たものです。楽しいときには苦労が控えているし、苦しいときには楽しみのが控えていて、いつも楽しさ一色苦しさ一色という状況はありえないということです。(冬きたりなば春遠からじ)という言葉があるとおり、近頃気温が10度ちかくにあがり、やっと春らしくなって気分も高揚しはじめました。
わたしも含めて人間はその場の状況とは異なる見方が出来ないから、絶望状況であればその一色にそまってしまい、裏に潜んでいる世界が見えない。
何年か前、畑に出来たカボチャの収穫を忘れて放置していました。秋になるとカボチャは腐れ、中に残っていた種がこぼれ出、地面に広がり始めました。次の年の春には芽を出すのです。ここでカボチャが腐れなかったらどうなるでしょうか?種は内部に残ったまま母体とともに腐れてしまうのです。母体が腐れたから外に出、再生することが出来たのです。
崩壊に絶望することなく、次の再生・繁栄を待ちましょう。
それは日本・世界のことであり、自分自身、あなた自身のことでもあるのです。長い冬が終わり、燃え上がる季節の訪れを喜びで迎えようではありませんか。