ブログ - 20111130のエントリ
畑作りをしながら雑草や害虫(これは人間中心主義の言葉でかれらの目からみれば人間こそ害虫でしょう)を捕り、サトイモを掘り出して人に分けたり、自分で食べたりする生活は充実感があります。農業経営者ではないのですが、だからこそ自然と触れ合って動植物も私達人間と同じだななどと考え、自分の体力を自然エネルギと交え闘いながら、元気をもらっているとおもいます。耕運機もトラクターもなく、スコップやクワ、カマを使って作業をしています。
農業という観点からみると経営においても自然環境においてもたいへんむずかしい時代になっています。人間は自然の一部であり、自然があれば生きていけるという考えから見れば、小さなポットに飢えられたワケギの成長にだって私達は自分の心を重ね合わせ、共感することが出来ます。
農業を経営、経済の目からみるだけではなく、(自然界)とみることも大事ではないでしょうか。
このホームページの目的はそこにもあります。人生の総括でもあるのです。わたしは64歳になって自分がかなり見えるようになり、人から指摘されて美的感覚があるといわれ、うれしくもありました。もっとはやくその方面で仕事をしていれば楽しかったのにと考えますが、まだ遅くはありません。
実は昨日、キャノンのEOS-(1800万画素)を買い、試し撮りをしたところ性能の素晴らしさにおどろきました。いままで撮った写真は評判がいいのですが、このカメラでとっていればもっといい作品になったのにとも考えますが、コンパクトカメラはそれなりの小回りがきいて効果を発揮してくれたのは確かです。
EOSは一眼レフですから手動撮影もでき、自由度も十分あるので、写真にじゅうぶん挑戦ができます。私の狙う作風は(気配)の漂う写真、(哲学的な)写真です。毎日が楽しみです。どんな天気の日であろうが、作品になるのです。どんな人間、光景、出来事であろうあが作品になるのです。
どんな人間もこんなわたしであっても作品にも文学にもなりえるのです。
残された時間を10年と予想しても、じゅうぶんにあります。