ブログ - 20111105のエントリ
ギリシアのデフォルト危機が遠ざかったとテレビが言ったとおもったら、今日はイタリアのデフォルト危機のニュースである。マスコミは大きな視点から見ずに、事実を報道するのが仕事であろうがこれでは毎日毎日が危機ばかりになってきそうな予感がする。
単純化していえば(地球の資源は一定である)のに人類が食い尽くしていってるということなのだ。民主主義という政治体制がそれに輪をかけ、国民に餌をばらまいて多くの票をとると言う構造だから始末に悪い。餌はもともと税金であるから、タコが自分の足を食べて生きていたが最期には心臓を食べなければ生きていけなくなったようなものである。そうなると自殺である。
簡単にいえば地球の資源と均衡のとれた世界人口が求められるということではないか。
23年11月5日。久しぶりに弟と(カレーの路)に寄って、カレーライスを食べ、美味しかった。そこで話が弾み(写真家は景色の中に絵を見つける)という言葉がわたしの口から出た。日頃、考えていた言葉であったが、わたしは店内を見渡し、被写体を見つけず、目の下に空になった皿を発見した。よくみるとスプーンでかき回したカレー粉の跡が虫がはったような蛇行を見せて残っていた。弟の皿も同じであった。そうだ!と考え、この二つの皿をアップで写し、笑顔の二人を撮れば良い写真が出来る、と考えた。特別な地域に行かなくても被写体はまわりにいくらでもある。
(審美眼)という言葉を高校時代に習ったが、審美眼を失わずに生きていこう!