ブログ - 20111119のエントリ

日本株式会社

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2011-11-19 0:21

この言葉はおよそ40年前に流行し、否定的なニュアンスがあった。株式会社は利益を追求し、公益性を考えない身勝手さがあるということだった。左翼がブームになっていた時代である。小泉の構造改革は今では悪評のきわみになっているが、(官と民の格差をなくす)というテーマでは時代のニーズにあっている。

官と民のちがいとはいったいなんであろうか?官は公共性を目指し、民は目先の利益を優先すると判断しているのだろうが、民間会社だって目先の利益より将来の利益・公共性を真剣に考えている。今の時代において、エコをはじめとして公共性を無視する法人というのは暴力団をのぞいて成立しえない。

官と民のちがいなんてありはしない。

地方公共団体は税金を取ることよりも株券を発行しろ、と言いたい。そうすれば本当に住みやすい市や県の株価は上がるであろうし、公務員は特権階級より公僕という意識を持つようになるであろう。この町や市をどのような作品にするか真剣に考え、競争心もわいてくる。

国自体が株式会社になったとする。そうすれば株券さえ買えば、自分の好きな国の住人になれる。そんなことになれば素晴らしいことではないでしょうか?ブータンの国の株価はすごい高値になるのではないでしょうか?