ブログ - 20240705のエントリ
屋敷の草刈りに追われて、野菜に手が回らなくなった。産直に出すのはレモン、栗,柿くらいで野菜は食べる分しかつくっていない。とまと、オクラ、スイカ、キュウリ、ナス、ピーマンなどを数株植えているが、自分の子供の成長を見るようで楽しい。今年はスイカを食べにアナグマが来るのではと予想して、一つだけ実をつけた西瓜に厚地のネットをかぶせてやった。二年前は十株ほど植え、スイカが何十個もできたが、カラスに突かれ、アナグマに食われて散々な目に合った。去年はどちらも来なかったので今年も来ないでくれと言いたい。
三株ほど植えていたトマトが実をつけたが、一株だけどうしたわけか、枯れ始めたのである。根腐れ病にかかったみたいであったが、日に日にしおれていき、見るのが淋しくなった。ところが残った実は熟していくのであった。まるで老婆がしおれていくのを見るような気持になったが、実は紅を刺すように赤く熟していくのであった。食べて見ると、完熟ではないので渋かった。
まだ成長してないから、赤く熟してから食べてね!トマトはそう言っているのである。人間の心と同じではないか?と思う。トマトにも人と同じ心があるのである。子猫の動画をよく見て楽しんでいるが人間の心とそっくりであることがわかった。人権、人間への尊厳などというが、動物・植物にだって同じ生きる権利がある。草にだってそうである。
自然に恵まれた生活をしているのでどこにも出かける必要はない。感謝すべき生活である。