ブログ - 20240418のエントリ
昨日、竹の子を茹でるための廃材を農小屋に探している時であった。以前、小屋は母が四人の人たちに畑をつくってもらっていたので四個あったが、その一番小さい小屋の中を覗いていたら、暗い中に顔見知りの三毛猫がいて、驚いてとびだして来た。肩を激しく、小屋にぶつけて出て行った。すると、そこに三、四匹の子猫がいて、おれの顔をしずかに見ているではないか・・・。
おどろいた!
時々、倉庫のそばに食べ残しをおいてやったが、ここを居所にしていたのか?ここは見つかりにくいから移ってて来たのかもしれない・・・、考えながらどうしようか?と迷った。例の野良猫支援をしている主婦に頼もうか?と考えたが、まず町役場に電話を入れた。猫犬係の男が出たが、いともあっさり、町では関わっていませんと言う。昔は野良犬を捕獲したりしていたが難しくなってやめたに違いない。
それから、弁当配りのバイトをしながら、どうしようか?と考え、仕事仲間にも相談したが、放置するしかないと決めるしかなかった。エサもやらない方が良い。食べ物は蛙とかコオロギとかネズミ、モグラくらいしかいないが、餌をやって増えすぎると困る。
猫を飼いたい、と思っていたおれは豹変し、見るのも苦痛になっていることがわかった。
飼おうとすれば病害虫の駆除、避妊手術など金がかかり過ぎる。それでなくとも自分が飯を食うだけで精いっぱいなのである。
やはり、野生のままに生きさせるしかない・・・。
今日の朝、農小屋には桜が舞っているいるのが見えた。あれから、母猫はどうしたかな・・・?人間なら御目出度いことのはずであるが、子猫たちに楽な人生は待っていない・・・。