ブログ - 20221229のエントリ
夜中に目覚めた。目のあたりを指で触ると、おかしかった。出血していた。どうやら、熟睡中に起き上がり、顔を何かにぶつけたみたいであった。記憶はまったくなかった。血液サラサラの薬を毎日飲んでいるので出血は怖かった。鏡で顔を見ると、左の眉あたりから少し出血していた。タオルを押し付けていれば血がとまることは知っていたのでそうした。
今日は大手スーパーに松竹梅のかざりを35束持って行く予定であったので、準備をはっじめた。開店前に置いておかねばならない。一個が130円であるので売れ行きはよく、この金で歳は越せそうである。
インターネットの記事を見ると日本が貧乏になるものが多くなった。それは当然であろう。ウクライナ戦争、中国のコロナ拡大、日本のコロナの拡大とまさにこの世の崩壊の気配である。わたしは今年の株式投資も損をして、20万円くらいは持って行かれた。
だが、経済ばかりに目を奪われ過ぎてはいないだろうか?60年前には、名もなく貧しく美しく、という映画が上映され、身体障碍者が主人公になって観客の涙をさそったものであったが、それを思い出す高齢者は少ない。
日本人が失ったのは金ではなく、実は日本精神であったのだ。わたしは若い頃は左翼かぶれであったが、一党独裁主義は単なる独裁主義にしか過ぎないことがロシアのウクライナ侵略でじゅうぶんにわかった。民主主義も侵略をやってきたが、言論の自由があるので反省の機会をもっているが社会主義・共産主義にはそれがないので始末が悪い。
毎日、プーチンの顔を見るだけで憂鬱になる。
今の私はすっかり老いてしまい、貧乏なので、(清貧)の生活を送っている。けっして心が清く美しいわけではなく、さんざん悪のおいしさを味わってきたが、悪をやるエネルギーがなくなっただけのことである。
だが、清貧のもつ安らぎがわかってきた。もう、突っ張る必要もなく、死を待つだけの生活なのである。そこにはそこの気楽さがある。