ブログ - 20200821のエントリ
昨日は、室温三十六℃の部屋の中で、扇風機にかかっていた。耐えられなくなって、庭の畑に出た。きゅうり、ニンジン、おくら、ウリ、スイカ、里芋、サツマイモ、うこん、ゴーヤ、カボチャなどは二週間も水をもらえず、葉っぱが黄色くなりはじめたのもあった。面倒見の悪い園主のために彼らは可哀そうである。さっそく、二十ほどの畝にホースで水をかけ始めると、あっちからもこちからも、ぼくにちょうだい!といってせがんでくる。植物たちは動くことができないので自分から水辺に行くことができない。
だが、彼らは動かなくても生きていける種を選んだのである。動物の道を選ぶべきだったか?と考えてもすでに遅い。人間世界はコロナ禍で大騒ぎをしているのに彼らはそんなことはない。だが、絶えてしまったり、病気にかかったりするものも多い。庭のクリ、柿などは毎年、虫に食われてしまう。他の植物みたいに悪臭を出したりして身をまもることをしない。柿など実が出る頃に食われてしまって、数個しか成熟しない。わたしはバカだな!と考えたこともあったが、それは人間中心主義の考え方であって、柿は人間の消毒に助けられていつまでも生き延びている。
神木と呼ばれるイチョウの木はさすがに立派である。虫に食われることもないし、木質はまな板に利用されるほど丈夫で、放置していても腐ることもない。今年もギンナンをたくさんつけているので、それを売れば生活の足しにもなってくれるであろう。
(何を信じて生きていますか?)
昨日は、そのことを考えていた。コロナ禍において、政治、経済、宗教、哲学などすべての権威が総崩れになっている。その中で、考えた私の結論は、自然の生き方に学び、それを信じて生きていきます、であり、このホームページの最初の趣旨でもある。大量生産、大量消費、多数決主義が終わり、、少数者の時代に変わっていくであろう。