ブログ - 20200815のエントリ
今月の半ばにお墓の掃除をし、お参りもした。次は、畑が待っていた。激しい暑さの中で草刈り、草むしり、野菜の出荷もした。カナカナゼミが鳴いて、夏は終わりを迎えようとしている。
だが、何かがおかしい、何かが消えている?そうだ、盆踊りの唄が一度も空に響かなかった。こんなことは、戦後には一度もなかったのではないか?ここでコロナの事態がいかに異常であったか読み取れ、淋しくなる。
自分はあいかわらずの貧乏暮らしであるが、スイカが一つの茎に十個も出来、一昨日は一個が千円で売れた。ミニトマトのアイコちゃんも顔を真っ赤にして、がんばっているし、シソやニラなども売れ行きが良い。自然はまだ生きており、野菜家族は健在である。チップ農法には失敗し、落胆していたが、今後は通常農法とうまく組み合わせてやっていくしかない。
そして、庭の、栗の実が成熟して落ちはじめた。昨日は四本のクリの木の下の草を、刈った。汗まみれになり、何度も休んだ。終わると、栗を焼いて、食べ、酒を飲んだ。食い物に関してはぜいたくな暮らしである。それに、イチョウの木がギンナンを落としはじめた。食べてみると、なんとも香ばしい味がする。酒のつまみとしても最高である。
アルバイトが見つかった。スーパーで、週に二日、買い物かごの整理をすることになった。考えなおしてみると、健康で、体が動くこと、そして、美味しい食べ物、それだけで最高に幸福なのである。