ブログ - 20200816のエントリ

秋茜頭を掻いて夕陽見る

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-8-16 5:50

  昨日、栗の木の下草を刈って、七百坪の敷地の草刈りが終わった。自分が何歳になるまでこれが出来るのか?と考えながら、空を見上げると、となりの田んぼにはみだしたモチノキの枝が見えた。涼しくなればあれも切らねばならない。枝を切り落とすだけでも大変な仕事だから、幹を切るなんて恐ろしいことに思える。

 栗の実を十個ほど、拾った。三分の一は虫食いだった。産直店で昨年、苦情を言われたことを思い出した。虫は花が咲く時から中に入っていて、実を食べながら成長していく。いろんな命は知恵を絞りながら、生きている。コロナだって、そう考えれば生きるために人の細胞に食らいついている。

 夕陽に目を向けると、トンボのアキアカネが草にとまっていた。夕陽の明かりに茜色を漉されながら、頭を掻いて、首をきょとんと元に戻した。何とも言えない仕草であった。これが命だと思った。

 アキアカネ頭を掻いて夕陽見る

  そんな句が浮かんだ。とんぼは時々、頭を掻くようなことをする。なぜかわからないが、可愛いものだ。あんな気持ちでいたいと思う。

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