ブログ - 20180719のエントリ
自然災害は自然にとって災害ではない、というのが正確な表現である。わたしの家の傍の川が氾濫し、家の上り口まで泥水が寄って来そうになりながら、雨が小止みになって免れたからこんな被災者の感情を逆なですることを書いているのである。それをお詫びしたいが、川が一時的にではあるがきれいになった。上流の部落が下水道設備がないために糞便を川に捨て、すべての田んぼにまかれた農薬が流れ込み、ドジョウもドンポもゲンゴロウも消え去った川は可哀そうであった。農薬は海に流れ込み、魚介類さえ殺し始めているのである。
災害が人類への警告でなくて何であろうか?マスコミは一切そのことには触れず、被災した家や道路の修復を訴え、熱中症にかからないために家から出てはいけません、エアコンにかかりなさい、とまた自然を痛めつけ災害の発生を誘導している。
根源の原因には触れない。
いつもの堂々巡り、モグラ叩きの繰り返しである。マスコミは啓発精神をすっかり放棄し、資本主義の奴隷となり、自然・地球破壊に邁進している。前のブログにも書いたが、川の氾濫のお陰で川の水は一時的ではあるがきれいになり、氾濫に流されなかった鯉やハヤも澄んだ水の中で泳いでいる。騒いでいるのは人間だけである。