ブログ - 20131201のエントリ

人間信仰をすてる時代

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2013-12-1 11:27

 今日の毎日新聞に山極寿一氏がこんなことを書いています。(人間の危機管理とは何か)というタイトルで東北大震災を例に出し、結論は(今の日本に必要なのは、人間の安全を保障するのは機械でも技術でもなく人間の心だという事実に立ち返ることである)です。

 彼は京都大学教授ですが、わたしはこの考えに何か一歩遅れた不甲斐なさを感じます。つまり、あなたはまだ(人間信仰)を捨てきれずしがみついているのですか?と反論したい。学会の権威にまだしがみついているのですか?大学という業界から抜け出せない限りあなたは自由な発想も浮かばないし、真実を書くことも行動することも出来ないのですよ。まずそれに気づき、自己反省してから行動してください。

 今の日本に必要なのは(人間信仰)を捨てることです。人間の知恵を一度捨てることで反省し、自然の知恵に学ぶしかないのです。汚染が消えるのに10万年以上もかかる原発をつくり、解決のめどさえつけきらない人間たちに学ぶものはありません。人間以外の生物は生活の中で自然破壊はいっさいしていません。そこに学ぶヒントがあります。かれらは動物も植物も生活と生命を循環させ、消せない汚染物質はいっさい出していません。人間だって日本では江戸時代までそうやって生きてきたのです。

 すべての発端は西洋文明にあり、キリスト教という一神教にあります。

 東洋の国は西洋文明の侵略を受け、人権民主主義の臓器移植をされたのです。臓器移植ですよ。ケネディさんが日本に来てマスコミが賞賛していますが、アヘン戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、パレスチナ戦争、イラク戦争など欧米が東洋を侵略した戦争はおどろくべき数があります。なぜ他国に入ってまで戦争をするのかアメリカや欧米はそのことを研究し反省してください。そのことを踏まえても今もとめられるのは自然の知恵に学び、東洋思想を復権させることです。

 

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