ブログ - 20130831のエントリ

利権社会が産んだ東北大震災

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2013-8-31 5:55

 昨日はとなりの芦屋町に行ってきました。(妹川議員の議会報告会)に参加し、話を聞いてきました。彼は町政の変な部分を追及し、議員たちの中で孤立しながら闘っています。町政の変な部分とは町営住宅の低価格による売却の件、浜辺に植栽した松が枯れているのにまた9100本を植栽する事業、特別養護老人ホーム建設に関する書類偽造など山積していました。彼は昼過ぎに2時間、夜に2時間と報告会をもうけ、スライドを使って説明し、20人の参加者たちも積極的に質問をしていました。

 議員になってまだ2年目ですが、すでに時期の町長を噂され、非常にエネルギッシュな人です。正論派タイプです。わたしは岡垣町前町会議員の西田氏、活動仲間の岡田氏、といっしょに行ったのですが、(ここでもやはり同じか!)と考えました。

 西田氏も正論派です。岡垣町の開発という金まみれの町政を熱心に追及してきました。ところが町長派(ファミリーをつくっている)の議員たちは寄ってたかって妨害、攻撃、イジメを与え、10年間苦しめてきました。西田氏は女です。新参の女をいじめる様子をわたしは(住民投票制定の議会でみましたが、まさに唾棄すべき感情に駆られました。

 わたしは15年間、会社の中で労組の分会長として組合員のために過激に闘ってきました。はじめのころは組合員は積極的に協力しましたが、しだいに離れていくと同時に会社側に擦り寄っていき、わたしを押さえにかかり、また弾避けにするようになったのです。自己中心主義者がほとんどだということに気づきました。集会の声をかけても誰も来ず、来れないという連絡さえもしないのです。二度、そんなことがありました。わたしが休業している今ごろになって、(そろそろ涼しくなったので復帰しない?)などとメールを送ってくるバカがいます。

 ある一人がいみじくも言いました。

 あなたは正論ばかりでしゃべるが世の中は正論では動いていない。

 わたしは核心をつかれ、唖然としました。

 そのとおりなのです。

 社会も政治も正論ではなく、シガラミと利権で動いているのです。岡垣町政のやりかたはサンリーアイ、商工会、体育館、情報プラザ、公民館などあらゆるところに定年退職した職員を雇い、地縁血縁でかためファミリーをつくっていってます。老人会、薬草会などの団体には補助金をやり、ファミリーに組み込み、町長選挙、町議会選挙になるとそこから票をとるのです。まさにブローカーの仕事です。

 東北大震災においては放射能の汚染は何百年も出来ないし、流れ出ることをとめることもできない、という恐るべき事態が判明しました。このままいけば人類は全滅するのです。

 映画(猿の惑星)を思い出します。惑星に着いた主人公が廃墟となった海岸を歩いていて砂の中にうもれていた(自由の女神)像を発見し、地球が全滅したことを知るわけですが。あの場面がすぐそこまで来ているのです。

 権威ある原子力学界や学者、そのまわりにいる役人たちが自分の利益のために真実を隠し、捏造してきた。国民も当たり前のようにエアコンをつけ、快適な生活をしてきた。マスコミもエアコンの温度を一度下げましょうなどとはいわず、逆に熱中症予防のために積極的に使おうと言ってきた。

 その総決算が東北大震災だったのです。

 そのことへの反省もなくまた政府は原発を再稼動しようとしているし、国民も40年前にはやった(馬車馬のように働いて得たものは破壊された自然と空虚な心)というコピーを思い出そうとはしない。

 利権社会は諸悪の根源である。選挙の時は目先の利害に目を向けるのではなく、自分の子供や孫達の未来に目を向けて投票しましょう。

 自然に目を向け、そこから学びましょう。学校教育で学ぶ以上の真理が隠されています。

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