ブログ - 202012のエントリ

ミステリーコロナで迎える歳の瀬や

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-12-9 7:27

  医療崩壊が現実に起こって、大阪府や北海道が救助のために自衛隊を呼んだ。そうかと思うと、コロナのワクチンの接種がイギリスで始まった。または、皆がすでに感染してると考えて慎重に行動するように、という医学・権威者がコメントを出した・・。テレビを見、新聞を読むと、すでに全員が感染していて陽性者は潜伏期間を終えた者なのか?自分ももしかすると感染してるのかもしれない?などと、追い詰められて不安になり、すごく動揺してしまう。

 二週間もすればジングルベルの音楽が流れ、年の瀬になるというのに、このパニック感とあわただしさには恐怖に追い立てられるだけである。殺人者が刻々と身に迫ってきている。まるで、コロナ.ミステリーの渦中に置かれたようで、その他群衆として登場しているわたしたちはいつ犠牲者になるか?明日は我が身なのである!。大気の中にコロナ菌が漂っているとなると、防御はできないし、いつ誰が感染してもおかしくないのである。ミステリー小説が現実になった・・!。

 コロナの気持ちを想像してみると、自分達が生きていくためだけなのに、人類にとっては攻撃され、絶滅させられる恐怖に変わってしまう。逆に、人類の気持ちは、自分達が安心・安全の中で生きていきたい、というだけだったのにそれが自然破壊になり、コロナを自然界から人の世に追い出したことになってしまった。

 まるで、聖書の中で、その物語のように、世の中が進んでいるように思える。創世記の始めには、神は人類の繁栄を約束して、平和な生活と永遠の生命を与えた。それなのに、最初の人類であるアダムとイブが禁断の木の実を食べて約束を破ってしまった。そのために、神は罰を与え、蛇のように地面を這いつくばる生き方を与えた、と書いてある。

 次にはノアの洪水が起こり、箱舟に残った者だけが助かった。その前には、ソドムとゴモラの都市が快楽と淫行にふけったために神に滅ぼされたのであった。

 聖書の中では、自然を大事にし共存していくようにとは書いていないが、人間がそのようにしなかったので神は罰を与え、コロナを神の御使い(使者)として登場させたのではないか?とわたしは考える。

 人類は恐怖を与えられ、そのあげく、自然保護の動きがやっと出て来た。地球温暖化防止、脱酸素社会など、今頃になって取り組み始めたのである。この流れを考えれば、人類が罪を改め、コロナが森に戻ってくれれば収まるわけであるが、それにしても大き過ぎる試練を与えられた時代である。

女の特権。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-12-7 10:19

  昭和22年生まれのわたしにとって、近頃の世の中の動向には理解できにくいことが多くなった。特に女性活動家と呼ばれる方々の、性に対する方向性が偏向していて、不自然に思われる。確かに男は女に対して暴力をはじめ、差別もして、ひどいことをやってきたことは知っているし、私もその点で自省することは多いことは認める。

 最近、気になることは性差・色気にからむ分野であり、そこが攻撃され排斥される風潮になってしまっている。四十年ほど前であれば、シミチョロ(スカートの裾から、シュミーズのレース状の裾がはみ出る光景)がよく見られ、数年前まではそれをファツションとして取り入れた時期もあったが、近頃はストリップさえも女性を性の道具として利用にしているのはおかしいという意見が出はじめている。

 十年前にはへそ出しルックというのもあり、ジーパンの腰からお尻がはみ出るような肉体を見せつけられて大いに楽しませてもらったのだが、その視線さえ、視姦であり犯罪的に捉えられそうである。スケッベタらしい目をしてるとよく言われるわたしは肩身が狭い。

 刑法においては、猥褻とはいたずらに性欲を刺激するこだと定義されている。だが、それは微妙な見解があり、つきつめれば最終的には人間の性欲を否定するのか?ということになるので、官憲もそこまでは踏み込めないようである。

 数十年前までは、女性は誇らしげに性を表現していたし、男もそれに色気を感じ、世の中はエネルギーが満ちていたが、それを否定されるとなると世の中はコロナ事変もからんで委縮するばかりである。女性活動家の方々が、性を女の特権とみなして意見を述べてもらうようになればもっと明るくなると思う。わたしは身体障碍者であるが、税金や交通費やいろんな点で恩恵を受けているし、劣等感ではなく優遇措置として考えるようになった。劣っていることが逆に強みになる時代でもあるので、従来の考え方にとらわれる必要はないのである。

指標の罠

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-12-2 7:20

  昨日はスーパー・マーケットで、買い物かごの整理のバイトをしてきた。16時から19時までで、週に二日であるが、それでも店の一員として働いたことになる。モール式のスーパーなので、本屋さん、靴屋さん、洋服屋さん、カラオケ店、雑貨店などがあって、商店街を集めたような雰囲気があり、日に数千人の来客がある。

 お客さんの顔やおしゃべり、服装などを見るのも楽しく、いらっしゃいませ、といえば、今日は、と返してくれることもある。子供連れの場合は子供の顔を見るのも楽しく、一時はコロナで沈んでいた大人の顔も新年を前にしてだいぶ明るんできて、売り場には新年のお飾りも並べ始められている。

 やっと歩き始めるようになった幼児たちは棚のクッキーを珍し気に触ったり、飛び跳ねたり、かくれんぼをしたり大喜びで、大人たちも食べ物を手にすることを楽しみ、帰宅後に食べることに夢を膨らませているのがわかる。ここに人間の生活がある。

 帰宅して、夕食を終え、布団に入っていると、ラジオからニュースが流れて来た。経済開発機構・OECDが来年の末にはコロナは終息し、世界のGNPは伸び、景気は持ち直すであろうと予測していた。日本や中国、韓国のGNPの予想値を具体的に出していた。

 これは一見いいことのように聞こえるが違うジャンルを、はずしている。食料自給率はどうなのか?森林破壊の数値はどうなのか?炭酸ガス排出量はどうなのか?など、GNP以上に大事な数値である。わたしたちはこれまで、(指標の罠)にどれだけはまりだまされてきたか?歩き始めた幼児から小学校に入るにつれて、成績の数字、偏差値、いや、それ以外、日常生活において入り込んだ数値に振り回されてきた。・・その挙句がコロナであった。

 昨日、あれから、買い物かごの整理をしていると、帰りがけの親子連れが目の前を歩いていた。二人の幼児はわたしの顔を振り向いて見ながら、ばいばい、と手を振り、アイスクリームの棒を握ったまま、走って玄関に行ったが、この張り切った表情は、数値には出ないものなのである。

 指標の数値を見る時には、ちがう分野のことの考えなければならない。

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