ブログ - 20241023のエントリ
欲情は女を美しく輝かせ、男をも美しくする、美の根源である。だが、近頃はセクハラなどと蔑視され、舞台の隅に追いやられ、少子化をうみ、時代は活力を失い、そのことを声高に言う識者もいないし、もし声高に言えば魔女狩りにあって、社会地位を奪わされるかもしれないのである。
だが、よく考えてみれば欲情こそ、生と性の根源、生きる力ではないか?決して蔑視されるべきものではないし、聖書でも神が産めよ、増えよと言っている以上、蔑視することはできないはずである。年老いて、欲情がどこかに消えそうになってはじめて、その価値が見えてきた。
たまに欲情が顔を出しかけたりすると、どんな女でもきれいになり、腰の動きが魅力をたたえてくる。遠出を失いかけた自分でさえ、外に出かけてカラオケやアルバイトをするのが楽しくなる。大きな声では言えないが、教会に行くのも楽しくなるのである。
女だって、と書けばセクハラだと非難されるかもしれないが、欲情に生きているのである。そのことはいつの時代、どんな社会でも否定することはできない。
否定することなく、男と女の個性を見極め、互いに尊重しあわねばならないし、学校でも男女学という分野を設けて、理解しあわねばならない。これがレアの考えである。この前、同年齢の男と久しぶりに出会って話をすると面白いことを言っていた。認知症になり始めたので、社会福祉協議会の教室に通って小学生の勉強をし、足し算掛け算の問題を解いていると言う。自分も通ってみようと考えた。老人が小学生と一緒になって勉強するのは楽しいし、社会の活性化にもなる。