ブログ - 20231026のエントリ
昨日は管理をまかされている空き地の、草刈りをした。200坪の広さである。生まれ育った土地であったが、借地であったために地主に返し、遠方に住む地主から管理を任されていた。年に三度は草刈り機で刈っている。一か月前に三分の一ほど刈ったが、残っていた。カヤやブタクサなどの強豪が背丈ほどにも繁り、子竹が伸びて燐家の日当たりを遮っている。
雑草の逞しさにはいつも驚かされ、あと何年かすればもう太刀打ちできなくなってしまうことが予想される。手入れもされず肥料ももらえないのにあれだけ生きる力を持っているなんて、感動するだけである。二時間かけて残りの半分を刈り終えると、もう一回で、全部終わるという解放感がわいてきた。
帰宅してソファに横たわり、缶ビールを飲む。美味しさに感謝するのみであった。
クリスチャンの友達から電話がかかってきた。
ズボンにイノコヅチが張り付いて、太ももを刺して、せがんでいたので取り外し、それを友人に説明しながら、なぜ、イノコヅチは人を刺すのか?と問うたが答えは出なかった。おれの体を取り外せ!と言っていると言ったが彼はわからなかった。そのことによってイノコヅチは空き地から三百メートル先まで運ばれ、種を増やすことができるんだ。
彼はわかった、とこたえた。
聖書に精霊という言葉が出てくるけど、イノコヅチとか植物は精霊じゃないか?心や考える力があるんだよ。
なるほど、と友人は言った。
だけど人間が除草剤をかけたり遺伝子組み換えをやったりして弄ぶから、復讐をし始めているんだ。聖書に禁断の木の実の話があるように人間が自然の教えに反抗したから永遠に生きるはずの命を失ってしまったんだ。コロナが起こったのも自然の復讐の一つだよ。おれが鼻炎と喘息で悩まされているのもそうだよ。
そんな話をすると、彼はこのホームページのブログをモウ一度読んでみると言った。