ブログ - 20210615のエントリ
欧米などの諸外国でワクチン接種がすすみ、コロナからそろそろ解放されているのに日本はオリンピックの開催をするかしないかや緊急事態宣言の延長はどうするかなどでもめている。半年以上も遅れている。明らかに、コロナ敗戦である。太平洋戦争時において戦場で負けているのに勝ったように報道し、アメリカが本土に上陸したら、竹槍で戦おうと言って訓練までしていたのと同じである。。なんという情けなさであろうか?以前、アメリカから、日本人の精神年齢は中学生程度であると言われたjことを思い出す。戦時中、為政者、官僚たちは現場の実体からかけ離れた仕事をしたために、数百万人の戦死者を出してしまっている。七十年たってもこの国の体制・構造は変わっていない。冷蔵庫の冷凍機能がおとろえてワクチンを破棄したり、ワクチンが余って捨てたり、ぶざまなことをやっている。これが先進国だとは到底思えない。そうかと思うと、トヨタなどは接種会場に改善提案活動を持ち込んで1,5倍の効率を上げている。
このちがいはなんであろうか?
政治家や官僚ばかりのせいではなく、国民性もからんでいるのである。長いものに巻かれろの精神である。ゴミの分別収集にはすごく熱心なのに、農薬には無神経で、日本は農薬使用量が世界一であることは知らない。国民もマスコミもおかしいとは言わないのである。地球温暖化に対して騒ぐが、農薬によって増えた病気は無数にあるのに研究も指摘もしない。
要するに、公言・公開されたことには従い、関心を持つが、そうでないことには頬かむりなのである。無視されり隠れた事実には、ああそう、と言う程度の関心しか持たないのである。だから、重要案件が捨てられてしまい、コロナみたいな大事件がある時噴き出てくるのである。
のど元過ぎれ熱さを忘れる、のである。