ブログ - 20210415のエントリ
借金はなく生活保護もらわず健康で、生きている。あと何年先までこの幸福がつづくかわからないが、幸福であることにはちがいない。小説を文学賞に応募し、懸賞金が一千万円で、半年先に結果が出る。半年間の夢を手に入れ、夢が消えれば、また、夢に投資する。知り合いもその作品に感動し、読みやすい、胸に迫って来る、といってくれた。
屋敷内にある畑にナス、ピーマン、トマト、スイカ、カボチャを植え、伸び盛りの草を草刈り機で刈っているが、竹の子も掘らねばならず、忙しくなった。畑だけで四十の畝があり、友人に四畝ほど貸したので、週に一度は耕しに来る。食事を出してやり、おしゃべりをする。
こんな話を聞いた。カボチャとスイカ、をそばに植えるとケンカしてうまく育たない、という。おどろき、面白くなった。まるで人間みたいじゃないか!なぜか?と考えてみると、どちらも長い蔓をはわせ、大きな実をならすので、自分のテリトリーを確保しようとして、争うのであろう。人間世界もそうである。この前も、ある会の男と喧嘩して、脱会した。ある知り合いは、あんたはいろんな会に入るけど、すぐやめるね、と言った。その分会長に、この組織に学ぶものはありません、とメールしてやったし、その組織に会員の相互扶助をしきりに訴えても聞く耳をもっていなかったのである、誰もその意見に共感する者もいなかったのである。毎月、新聞を配って会費を取り、年にニ三回のイベントだけをやる会に何の意義があるだろうか?
ずるずると組織にひっぱられ、会員の勧誘や集金をさせられたりして、何の意味があるだろうか?
畑の草むらの上にねそべって空を見上げ、ぼんやりしてる方がましである。植物は正直に生きているし、その生き方をみれば人間世界以上に学ぶものが多い。