ブログ - 20210411のエントリ

コロナとの対話3

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2021-4-11 7:19

  コロナの感染状況を新聞などで知ると、イギリスではワクチンの接種率があがって、感染者はすごく減ってきている。生活への規制もゆるくなってきていて、喜ばしいが、はて、このまま収束の方向に進むのだろうか?と考えると、まだ、油断を許さないのではないか?と考えてしまう。

 そこで、(コロナとの対話3)、である。

 コロナ・わたしたちは瞬間的に全世界の人間、動物の感染数をとらえることができます。私たちの寿命は一週間ほどなので、その減少数をひいて将来的な増減の予測もできます。ワクチンの効果も知っているし、将来的な予測もしています。

 人間・ではどうするおつもりなのであすか?

 コロナ・このままではわたしたちは二、三年のうちに絶滅してしまいますから、ワクチンの利かない種を送り込みます。もう一つ次の手段として、別の種を用意しています。

 人間・どこまでも闘いつづけるのですか?

 コロナ・闘わなければ生きていけないじゃないですか?あなたたちが私たちの生存の保証をしてくれない限り、闘い続けます。生存の保証をしてくれるのですか?

 人間・

 コロナ・そう、返事がないのです。いつものように都合の悪いことになると黙りこくってしまう。

 人間・

 コロナ・あなたたち人間はたしかに地球上でもっとも賢い種であったのですが、大きな間違いをしてしまいました。それは、眼に見えない世界を無視してきたということです。田んぼの中のザリガニ、アメンボ、ゲンゴロウ、ドジョウなんかが、今では一匹もいなくなったのにそのことを話題にしたり、学校で教えたりはしなかった。かれらは絶滅の憂き目にあったのですよ。

 人間・

 コロナ・それにくわえて、まだ平気で田んぼの畦道に除草剤をまいたりしている。

 人間・除草剤は害がないと説明書に書いてあった。

 コロナ・それを信じるんですか?草が死ぬと言う事は人に害がある、ということじゃないですか?同じ生命ですよ!

 人間・それはちがう。・・こういうことですよ。農薬に殺されない稲をつくっていますから、農薬を撒いて草は死んでも稲は死なないのですよ。

 コロナ・だから、農薬は害がないと言えるのですか?

 人間・農薬は大気に混じって消えていきます。

 コロナ・?大気に混じって消えていくのですか?消えていきません。大気に混じると、雨になって戻って来るじゃないですか。それが水になって、人がのむことになるのですよ。

 人間・そんな話は聞いたことがないです。

 コロナ・あなたたちの想像力が貧しいだけです。これでは私たちには勝てないですね。

 人間・・・・・?

 コロナ・あなたたちは自分の知ってる世界しか知らないくせに、世の中のすべてを知ってるような顔をしている。そこが問題なのですよ。私達コロナの世界だってこれまで同じ命だと言うことを考えたことはありますか?

 

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