ブログ - 20201024のエントリ

右翼も左翼も同じ穴のムジナ。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-10-24 7:42

  池田市の市長が役所にサウナを持ち込んで使用していたことがニュースに出ていた。維新の党に所属しているとのことだが、そんなものだろうな、と思った。撤去するというが、設置費用は誰が出し、撤去費用は誰が出すのか?不審に思った。

 わたしは大学時代に左翼にかぶれたことがあり、左翼は正義で右翼は悪だ、という先入観が入ってしまっていたが、今では右翼も左翼も根は同じだと考えるようになった。

 某左翼政党に入った時であった。ポスティングや街宣活動、勧誘活動をし、週に一度の勉強会にも通った。ところが、内部の実体が見えてきた。下っ端はその活動に加えて、新聞購読、資金カンパなどで毎月、一万円ほどの出費になるのに、東京の幹部は年収二千万円とか、最高幹部は別荘まで持っていて使用人が何人もいるとネットに出ているのを知った。

 それに,この政党は批判的な言葉を出すと、反党的だと言うのであった。言論の自由がないことを知って脱党した。

 話は変わるが、ある年金関係の団体のことになる。自分は代議員を務めているので、先日、定期大会に参加した。いろんな意見や話が出た。みんな積極的に活動していた。そこで自分の意見を言った。楽しい組合にしよう、と言うのは良いが、コロナ事変が起こって失業者も増え、生活が苦しくなっているのだから、相互扶助の精神の方が大事なのではないか?この組織でも高額受給者と低額受給者の格差は二倍以上になっているではないか?大企業に内部留保金を吐き出せ、と言うのであれば高額受給者が低額者に金を回すべきではないか?と発言した。すると、それは運動論としてまちがっている!という発言があり、どういうことだ?と言い返し、議論の場に出そうとしたら時間が来てしまった。委員長は良い考えだ、ここでは資金カンパもしています、と答えた。

 やはり、であった。丸山真男氏が、現代政治の思想と行動と言う本を戦後出版し、評判になった。そこにはホームレスの世界も一般大衆の世界も会社、団体の世界も暴力団の世界もその構造は同じであるということであった。

 右翼も左翼も同じ構造なのである。

 

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