ブログ - 20200614のエントリ
前のブログに書いてるように山の土を持って来て、野菜を植え替えたが、成長の度合いに変化はみられない。相変わらず、小さく、成長不良である。成長期に成長しなければそのままで終わるのだろうが、ある発見をした。例えば、ドングリの場合である。葉を落としてそれが腐葉土になって木を成長させ、木のそばに実が芽を出せば栄養を与えるが、その養分はドングリ以外には効かないのかもしれない。自分と自分の子孫は育ててるがそれ以外は自分のエリアに入っても利を与えず、いや、育たないようにするのかもしれない。自分の家族、家系を守っているのである。だから、ちがう種は遠くに飛んでいくしかないのである。そして、山の土はそこの木にしか効かないのではないか?
これは、種の保存、の法則でもある。
我が家の庭のミニトマトが赤味をおび、顔に紅をさしてきた。これだけがチップ農法の成功例になりそうでうれしいが、また考えがわいた。そのトマトは人に食べられるであろうが、種は胃や腸で分解・吸収されず、排便されて、土にまじり、その養分で生きていくのである。この仕組みは不思議であり、よくできていると思う。水洗トイレで流されてしまえば、種は生きることが出来ない。こんなところでも、人は気づかぬうちに自然を破壊しているのである。