ブログ - 20190713のエントリ
今日の毎日新聞に、大学入試センターが、(数学で検討していた文章記述の問題導入を見送る方針を決めた)と書いている。少しわからない内容であるが、数式で回答する問題の正答率は10.9パーセントで文章でのそれは3・4パーセントであったことが理由であった。
これをアナログとデジタルの領域で考えてみると、よくわかる。細かい数式分野は得意であるが、総合的な判断力が求められるアナログ分野は青少年においても確実に劣化したと言う事である。政治やビジネス、すべての分野において、総合的な判断力が劣化し、小手先の手法が横行している。北朝鮮の外交政策、米国、日本、すべての国の政策を省みれば、よくわかる。北朝鮮の核の政策、米国の移民排他政策、貿易政策、日本の米国追随政策など、自国が少しでも有利になれば良い、という狙いで、いつまでもムダなエネルギーと金を費やし、世界を疲憊させている。政治ブローカーが横行し、政治家は姿を消している。
発達障碍者、と呼んでも過言ではない。
実生活においても、除草剤は害がないと言って、まき散らす農業者がいたり、開発といって環境破壊をし、20億円の金をどぶに捨てる、いや、それで票をとった町長もいる。
7月4日に、ジャガイモの収穫祭、をした。(年金の会)の主催で、私のつくった野菜を料理し、アコーディオンの演奏で懐かしい歌を歌い、談笑した。15人ほどであったが、テーブルの上に盛沢山の料理が花を咲かせ、アコーディオンが華やかに生を謳歌する場はすごく心地好かった。
わたしは肉じゃがをつくった。大鍋の中に、ジャガイモ、ニンジンを入れてそのまま空焚きし、かき混ぜる。水分がなくなった頃、肉を入れてかきまぜる。玉ねぎを入れて味と水分を出させる。ジャガイモが柔らかくなり始めた頃、醤油を垂らす。
それで、出来上がり。
調味料は醤油以外、いっさい、使わない。そばにいた主婦はその調理法に驚き、信じられない、と言った。わたしは逆に自分の調理法が独特であることを知った。6年前に心臓のバイパス手術を終えた時から、糖質ダイエットの本を買い、それにしたがって自炊し、自然農法で野菜をつくっている。毎月、通う病院で採血すると、血糖値は70を切る時があり、少し、低血糖になっている。手術の前の血糖値はそれの二倍はあった。体調も良く、毎日、散歩してるせいもあって、主治医は術後より、心臓の調子は良いと、言う。
スペイン風オムレツ、ポテトサラダ、トマト、黒ゴマぱん、ピザ、ジャガイモスープなどが皿に盛られて、花園を飾った。
食べ始めると、甘い!美味しい!の声があちこちで上がった。
ジャガイモも玉ねぎもトマトも通常の肥料・農薬は一切使わず、それらの代金はタダなのである。それで市場に出ている野菜より甘く、美味しいのである。甘さは糖分の甘さではなく、野菜本来のものである。
ところが、自然農法に対して一般人の反応はほとんどないのである。彼らは環境破壊も人ごとの様にとらえ、ともかく安ければ良い、という考えである。そんなことを言うわたしだって、この前、産直店に出荷した時、ピーマン一袋、50円のがあったので、喜んで買ったのである。