ブログ - 20181228のエントリ

縮みゆく孤老も迎へる新年や。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2018-12-28 6:02

  昨日の朝、八時ころ、宗像市の三軒の産直店をバイクで回って来た。各店にギンナンを出しているので、売れ具合や品ぞろえの様子を見るためである。各店に十袋ずつ、一袋、100円で出していて、毎日メールで売れ行き情報が入って来る。、そんな値段なのにバクチでもしてるようなスリルを覚えてしまう。何ともわびしい、予想もしなかった老後である。コイン精米機に行って、ヌカを取り、それを500gに振り分け、一袋、50円で出したりしている。まるで、空き缶集めをしていたホームレスみたいだな、と友人に言われたが、そのとおりである。近頃は、ホームレスさえも見なくなったが、生活保護を受けて収容所みたいな宿舎で生活をしているのであろうが、その生活が自分にも迫ってきている。

 産直店はどこも新年を迎える準備で忙しく、顔見知りの店員が走り回っていた。軒下には正月用のお飾りが所せましと並び、新年を待っていた。時代が変われど、日本人にとっては正月が最大の催事である。が、自分にとっては、この日記のタイトルにあるような心境である。が、やはり、どこかで期待する気持ちはある。文学賞をもらえるかもしれない、新しい女が出来るかもしれない、大損をしてる株で一発、当てるかもしれない。予想もしない、吉日が来るかもしれない。

 今日は、竹の子山に行って、枯れ竹を燃やし、正月のお飾りでも探してこようか?いや、墓参りも庭の草刈りもしなければならない。

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