ブログ - 20160419のエントリ
昨夜はぐっすり眠れた。文芸同人誌の仲間達と旅に出かけた夢であった。知らない地域に行き、珍しさを楽しみ、しゃべり合ったこと、風景まで見えたが、目覚めと同時に消えた。カーテンの向こうに陽ざしを見ながら、また目が覚めたしまった、と名残惜しさを感じた。毎日、こんなふうにして目覚めるが、いつかそんなに遠くない日にこんな日は無くなるのである。人もわたしもそのように考え、考えるように常識として組み込まれているが果たしてそうなのであろうか?違う世界で目覚め、やはり夢の中味を想いうかべ、名残惜しさを感じてるかもしれない。その世界と現世は平行しているので決して交わることも出来ず、おたがいに見返すことも出来ない。もしそれが出来たとしたらそれは本当に楽しいし、過去、現在、未来などという時間を乗り越えることが出来る。
ある男が言った。あなたの過去は違う世界でそのまま生きつづけているのですよ。あなたが中学生であった頃、あなたは中学校の制服を着て、電車に乗って、座席で教科書を開いて読みながら、小倉までの長い道中を過ごしているのですよ。
これが本当であれば過去を生き直すことが出来、素晴らしいことだ。時間に可逆性はないのであろうか?