ブログ - 20160405のエントリ
これもわたしの知りたかったことだが、ネットで調べても、わからない、と言う答しかない。けれどもわたしには想像出来るし、以前のブログで書いた両性具有の観点からとらえると理解出来る。動物でもそうであるが人間の体には生きる上において不要なものは一つもないし、現在、不要であっても昔は必要であったものはいくらでもある。爪、盲腸、腋毛などいくつか残っている。爪は木に登ったり、敵と闘う時に相手を引っ掻くことが出来るし、盲腸はわからない、腋毛は頭髪、陰毛などと同じく大切な個所の防衛を役を果たしている。腋毛は体臭、フェロモンを分泌する大切な部分である。人間の嗅覚が野生動物並みの能力を持っていた時、今、誰が何メートル先にいるとか、雌や雄がどこにいるかを事前に感知することは重要なことであったのだ。
男の乳首の周りには産毛が残ってる場合があるし、両性具有であった頃、両性人は乳首から乳を子に与え、クリトリスとペニス、精嚢と卵巣、子宮も持っていたのだ。前者の二つはどちらかに選別され、子宮は消えて、その部分は縫合され、(蟻の門渡り)と呼ばれて男性のみに残っている。肛門と睾丸の間に筋があり、ぶつぶつしている。そこが女と同じく、膣であり子宮に通じていたと想像する。
乳首が二つあるというのは双子の出産を想定しているからだし、動物には6個以上あるのはそれだけの出産を想定しているからである。強い動物ほど乳首の数は少ないし、貧乏人の子だくさん、と言われるように弱い者は貧困による乳児の死亡を想定して多く出産するようになっている。