ブログ - 20160414のエントリ
今日の毎日新聞、その朝刊で、興味深い言葉を発見した。12ページに掲載されているのだが、「地球の磁場が最後に逆転した証拠」という記事の中に書いてあった。少し難しい内容であるが、地球のN極、S極は360万年に少なくとも11回ほど逆転しているのである。N極がS極なり、S極がN極になったのである。千葉県の養老川沿いに逆転した地層が発見された。
記事の中に(磁性鉱物が地磁気の向きを正確に「記憶」しているからだ)と言う言葉があり、わたしは物質が記憶する、と言う言葉に興味を抱いた。記憶は物質の働きであったのだ。人間もその働きによって記憶してるわけだが、働きの回路が狂ってしまった者はこちらがしゃべってもいないことをしゃべったと言い、しゃべったことをしゃべっていないと言い、会話の通路が成立しないことがある。発達障害者にそんな人がいる。そんな場合はテープ・レコーダーのような機械・物質の方が間違いがない。人間の場合は自己保存本能(エゴイズムに通じる)が強すぎるからそのようにブレてしまうのであろうが、岩が記憶する、というのであれば、次には(岩が考える)とか(岩の心)という言葉が現れてくるであろう。(我が心は石にあらず)という言葉があったが、(我が心は石である)と言ってみたい。