ブログ - 20151111のエントリ

言論の自由。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2015-11-11 18:17

 今日は福岡教育大学で日本事情Bの講義を受けた。女先生はマスコミはスポンサーが付いているから情報は100%は信じられないし、NHKは国寄りの報道しかしないから信じられないし、そうなるとネットしかないがここも錯綜してるから峻別するのが難しいと話し、生徒の中にNHKの関係者がいるかどうかは知らないと話した。わたしは彼女の話の内容にすべて同意していた。

 次に先週、提出したレポートの内容に移り、42件のうち27件が良かったが、ネットをコピーしたのや問題意識がはっきりしないのがあったと言った。レポートを書いて問題を提出することで議論が深まるので書くことに異議があると、言って良い話をしてくれた。

 講義が終ると、私は先生のそばに行って、わたしの書いたレポートー(公)について、の評価を訊ねた。評価?と訝しげな顔になったので、感想を聞きたいというと、まだ論文には・・、と言い、論文には至っていないのですか?と言葉を向けるとうつむいたまま、はっきり言わない。エッセイのレベルですか?と言うと、うなずくように黙っているので、失礼しました、と言って去った。

 おかしな雰囲気だったがわたしは気づいていた。レポートの中で、公務員は貴族階級に近く、責任のない者もいる、と言う言葉であった。国立福岡教育大学なので先生は国家公務員なのである。わたしはレポートを書きながらそのことを少し気にかけたが、無視した。

 私は6ヶ月9000円の講義料を払ってる自由な身分だから不利な取り扱いを受けることはないが、生徒や関係者の立場であればこうはいかないし、そんなことは書けないであろう。業界というのは簡単に踏み込んではいけない世界であり、誰でも業界の利権の中にいて生活しているのである。わたしも三年前まではNHKの委託集金人であったのだ。

延命治療

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2015-11-11 6:01

  昨日のカラオケ教室でこんな世間話が出た。

 90歳の母親がガンにかかり、母親の娘は最後だと考えて、病院に延命治療の拒否を申請していた。母親が熱を出して苦しみ始めたが病院側はいっさい治療をしない、それは酷いと言うのだ。娘はゴム管で鼻から流動食を入れたり、点滴で栄養剤を入れたりする延命治療を拒否してるたのに風邪の治療を拒否したわけではない、と言うのであった。わたしはよく理解出来た。3年前の入院生活で寝たきりの患者が鼻からゴム管を入れられ、何度も外そうとしてボクサーのグロウブみたいのを両手にはめられた現場を見たからだ。

 末期患者の世界は時々、ニュースに出るが、すさまじい所である。排泄物を回りの者に塗りつけたり、暴言をはいたり、暴力を振るったり、介護士たちがいないと無法状態になる。ニュースは介護士たちを加害者として扱い、かれらの仕事の実態をあまり書かないし、普通の犯罪でも加害者の動機は伝えない。昔は寿命が短かったし、末期は自宅で迎えていた。座敷牢に入れられた場合もあったが家族が最後まで看取っていた。

 人ごとではない、私自身の未来でもあるのだ。

 安楽死制度を早くつくれ!と言いたい。死を引き受ける教育をしろ!と言いたい。

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