ブログ - 20150919のエントリ
草刈り、野菜作り、山道の散歩など、そんな生活をしていると自然とうものがよくわかる。新聞やテレビ(近頃はほとんど観ない)を見ると、安保法案の強行採決、ペルー人による6人の殺傷、警察官の集団強姦などいつも賑やかで静まることはない。自然界は一見、穏やかに見えるがその実、すさまじい戦いを繰り返している。雑草などは切れば切るほど元気を出して伸びていくし、雑草どうしの覇権争いも獣や人間以上である。百坪ほどの我が畑の覇権者はヤブガラシと言うツル草である。根は手の指ほどの太さであるが地中を張りめぐり、広がっていく。何本も芽を出し、畝一面を覆いつくし、トマトやキュウリ、ナス、木などがあれば這い登り、巻きついて絶やしてしまい、自分の肥料にしてしまう。まさに(藪を枯らす)のである。畑を耕し、根をとっても決して絶えない。人間の保護を受けている野菜は抵抗力を失って、雑草にやられっぱなしであるが、美味しさを出して人間の保護を受け、いつまでも子孫を残してもらえると言うことを知っている。被占領状態にある日本人と同じく依存することで生きている。独立心が旺盛な雑草と依存症の野菜、どちらにとってもそれが生きる知恵なのである。そこに善悪はない、いや自分たち自然を破壊する者が悪なのである。自然破壊する人間が増えているからそれを阻止するためには人間破壊しかない。ビンに入りすぎた水が地面にこぼれ落ちるように戦争、内乱、自然災害、殺人、病死、寿命などで人口は調節されているのである。