ブログ - 20150917のエントリ
自分が書いたブログを見渡してみると、430件も投稿していることがわかった。よく書いたな、と思うし読んだ者に言わせるとよくそんなに書けるな!と驚いていた。だが、私の人生、その秘密基地はこの程度の件数では全容を現すことが出来ない。1000件になっても全容には届かない。開かずの門の中に封印しているものも数件あり、死後に開かれることもないであろう。それほど中味の濃い複雑な人生であり、人間である。昔の仕事仲間が私に向かって、ヘンタイチョウ!と呼んだことがあった。編隊長、だと直感したのだが訊いてみると、変態長、なのであった。人生が顔に凝縮されていたのであろう。昔はよく変態みたいだと言われたものだったが、近頃ではどうしたわけか、女から可愛いと言われることもあって驚いてしまう。
変態、は死語になりつつあるが、変態長と呼ばれたからには私が守っていきたい。
自分のことを書くのは気安いが、関係者の場合は気を使っている。特定できないようにしているし、小説の登場人物に変換している。秘密基地の穴掘り作業をしているような楽しさである。書いているうちに意外な発見もあるし、自己確認そして思想に近づいていくし、1000件を超えると遺稿にもなるであろう。最後はどんな文章で終わるか、先が楽しみである。
親戚から頼まれて、空き地のセイダカアダチソウを刈った。三百坪の土地を三メートルにも伸びたセイダカが埋め尽くし、ジャングルになっていた。草刈機で刈り始めると、セイダカは倒れ、次のセイダカを刈る邪魔をした。ツルが絡みつき、払おうにも払えないから、そこは剪定鋏で切り、また刈り始める。汗まみれになり、三十分も続けると、座り込んだ。大きく呼吸して、何度も酸素を吸い込んだ。やはり心筋が二割死んでいるので以前のような体調ではないことがわかった。止めようかとも考えたが、やります、と言った以上、放棄するのは厭だった。結局、四日間かかり(半日の日もあったが)、ジャングルとの戦いが終わった。
三、四日、家でぐったりしていた。不整脈が出ていた。トン、トン、・・・、これが繰り返される。(脈跳び)と言われ健康な人でも出るが、脈が一分間に60以下になれば要注意だとネットに書いてあった。以前にも度々不整脈は出ていたが今回は過労があったので神経質になった。
死の覚悟は出来ていたが、心臓はなぜ鼓動を打つか?に興味がわいた。心臓には鼓動を指示する箇所があり、電気信号を送っている。体の化学物質であるイオンが電気を作り、信号になる。要するに化学反応が指示を出しているのだ。胃や腸もその法則に従っている。ペースメーカーという機械は不整脈を起こし危険な状態になった人に埋め込んで、規則正しく脈を打たせるのである。
その化学反応はなぜ起こるのか?ということになれば(分からない)(神の仕業かもしれない)ということになる。宇宙の動きの一部ではないか?とわたしは考えた。月経、初潮、という言葉がるように女の生理は月の動きと関係している。初潮の発生時期はその女の人それぞれによってことなるが、28日間という期間は月齢と同じである。
人間の体のさまざまな活動は宇宙の活動とリンクしている。心臓の鼓動もそうなのだ。その元締めがカミと呼ばれるものである。もし月に惑星が衝突して、月がなくなればどうなるのだろうか?女の生理は止まりあるいは狂って受胎しなくなるだろう。人類も動植物も消滅するであろう。
宇宙やその一つにすぎない地球への視点を持てば、わたしの命など微細なもの、で死ねば元素に戻って宇宙に還るだけである。そう考えると楽になった。
神とはすべての活動の基であり、原理であり、エネルギーなのだ。