ブログ - 20150107のエントリ
アメリカはイラクに侵入し、フセインを暗殺し、ビンラディンに懸賞金をかけて殺した。つぎは北朝鮮の金に懸賞金をかけて殺すだろう。理由はアメリカにサーバー攻撃をしかけて破壊しようとしたからである。明確な動機、正当化は出来上がっている。いつものアメリカのやり方で攻撃を仕掛けさせて、攻撃し息の根を止める。日本の真珠湾攻撃に始まる開戦もこのマニュアルに沿っているし、アメリカの世界侵略の歴史は兄弟国であるイギリスをもはるかにしのいでおり、グローバリニズムの美名のもとに世界帝国を築きはじめている。破壊したあとは復興援助の名のもとにその国にはいり、政治体制を民主主義(民主独裁主義)に変えて政権の中に入り込み、経済援助、武器輸出の名のもとに搾取していく。日本も出兵してその一旦を担わされることになる。
イスラム国はそれに対抗することで領土を広げ、オスマントルコ時代までの領地を取り込もうとしている。アメリカの良い敵ができたし、この国はいつも敵を持つことで元気になり発展してきた。朝鮮戦争、ベトナム戦争、イランイラク戦争などまさに(戦争屋)なのである。ドイツは海外支援という名のもとにこの紛争地域に武器輸出することを決めた。死の商人、であり双方の対立集団に輸出すれば莫大な利益になり、兵器産業、重工業がうるおい、次に復興需要を待っていれば良い。
世界史年表をみればわかるように世界で戦争がなかった時代はない。災害がなかった時代もない。戦争、災害、暴力、破壊行為が絶えず起こり(自然界での火山噴火、地震、津波と同じように)、資本主義は復興援助の名のもとに、谷深ければ山高し、の言葉にあるように発展し、全滅に向かって進んでいる。
戦争はしてはいけないし、好きではないが、戦争はなくならないことを前提にして国策を進めていかねばならない。自然界の食物連鎖の中で人間は天敵をもたず人口抑制ができないから戦争が起こるのである。皮肉なことにすべての国が核を保有すれば戦争はなくなるかもしれない。