ブログ - 20111016のエントリ
わたしの大それた狙いはこのタイトルにあります。実際、私の人生と思考、感情は直線的なものではなく、矛盾対立、螺旋状、反転対称形など常識人がみればまさに狂っていたわけですが、量子力学における(スリット現象)や(シュレディンガーの猫)における(死んでもいるし、生きてもいる)などの現象をひもとくとその物質の世界と非常にマッチするのです。つまり、現代社会の秩序は直線的理論にもとづいていて必然的に破綻する運命にあるから、量子力学観点から再構成する必要があるのではないでしょうか?
60歳を過ぎてそんなことがわかりました。(元服)という言葉を知ってますか?奈良時代に12歳前後で成人した男子の儀式なのです。服装、髪型、名前を変えるわけですが、そこに切腹の作法が入っていたのです。つまり、その若さで(死)を教えるのです。現代人からみれば(なんと残酷な)と考えるかもしれませんが、(死)を教えることで(生)を教えたのです。世界的にも珍しい儀式です。
今は死んではいけない、苦しんではいけない、悩んではいけないという時代ですが、それは逆に生きることを否定してるようなものです。(死)の悩みがある程度解決できれば人生の悩みの大半はなくなります。(元服)の儀式に見られるようにまず(死ぬことも大事である)という考えをひきうけてみようではありませんか?