ブログ - 20250524のエントリ
十年前までは今の家から二百メートルほど離れた家に住んでいたが、母が今の家を建てたのでそこに住み、前の家は借地であったので地主に返し、家は解体した。ところが地主は遠方に住んでいるのでその空き地の管理をすることになった。年に三度ほど草刈りをし、空き地の保全をしていた。
一か月前にその空き地に寄ってみた。そろそろあのビワが大きくなっているか?見に行ったのである。
そこでびっくりした。なんとその小さな木のビワに二十か所ほど袋がかけてあったのである。誰がやったのか?考えたが、そのビワのことを知っている近所の者ではないか?あるいは通りがかりの者か?どうしようか?と考えた。今の家にもビワの木はたくさんあるので盗られても構わなかったが、そんなことをする人間がいることに怒りと不安をおぼえたのであった。次の日に行って、袋を良く調べてみると、新聞紙の袋、ビニール袋、紙袋と三種類あったのである。そして紙袋は薬局で薬をもらうときのものであった。ここに名前が書いてあるはずだ、と考えて袋を調べてみると犯人が出てきたのである。女の名前であったが名前は黒のマジックで塗りつぶされ隠されていた。警察にとどけようかどうしようか?と考えながらその女のことを想像してみた。糖尿病の薬だと書いてあったので、老いた女で頭が少し足りない者だと考え、そのまま放置することにした。
一か月後にはビワが熟すであろうが、人間たちが食べる前にカラスが食べるであろう。米代や物価が上がって国民が生活苦になっていることがここにも反映されてると思った、