ブログ - 20240812のエントリ
昨日から、部屋に異変が起きていることに気づいた。よく考えて見ると、蚊が一匹も出ないのであった。だから蚊取り線香をたくこともなかった。エアコンがないので室温はこの二週間ほど、35度以上であった。ネットで蚊が出ない、ことを検索してみると温度が高すぎると元気を失って動かなくなる、と出ていたが、草刈りを時々やっている自分はどうなるのか?と考えた。
足腰が時々痛むが、じっとしているのは逆に良くないと考えて、畑作業をし、短時間のアルバイトもしている。だが、振り返ってみると、蚊が出ないのは初めてではないか?と思った。母が生前の頃、彼女は野菜の水やりのため、溜桶を五か所ほど掘っていて、絶好の家の産卵場所となったのであった。
そこで深く考えてみると、怖くなった。蚊が活動できなくなったということは人間もそうなるのではないか?熱中症が流行しているように動けなくなって死んでしまう・・・。日頃、自分は死に憧れているくせに、死を怖がっているではないか?彼岸の入りになって涼しい風が吹くようになってうれしいが、毎年温暖化現象で地球の気温は上がっていくばかりであるから、人類が絶滅に向かっているのは確かである。
今頃、蚊はどうしているのだろうか?まさか、死んでしまったのではあるまいか?そう考えると、憎らしかった蚊とは共存していたことがわかった。
四十歳すぎた男性で、定職につけず、悩んでいる人がいる。まるで、自分の姿を見るようで心配になるので自分の体験を話してみたい。
自分は大手スーパーのカート整理を始めて、三年になり、余裕が出来たが、最初は戸惑うことが多かった。最初、先輩がこう言ったのであった。あんたなあ、仕事は楽してやらないけん。ひまができたら、見つからんようにここに座っとりあ良いとたい。そう言ってロビーのすみに座り、スマフォでゲームをやっていた。
自分が仕事に慣れたころ、整骨院のそばの椅子に腰を下ろしていた。制服姿の警備員がそれを見つけ、そんなことしとったらいつまでも帰れんばい!と、怒鳴って去った。おれはおれの仕事をやりよるんやないか!おまえは警備の仕事やろう!と叫んだ。
ところが、その警備員はカートが置き場に貯まっていると、運ぶのであった。一般的な職場は自分の持ち分だけやって他の仕事には手を出さないのであるが、そこはレジの女がカートを運ぶこともあった。ここはこんなやり方をするんだな?と考え、。わかってきた。
店内の商品を眺めていると、商品を見るのが仕事ですか?と背後から、店次長が声をかけた。びっくりして、自分も他の産直店に野菜を出したりしているので興味があって・・・・。といった。
それから彼はわたしの動きを監視カメラでマークするようになった。遠くから目で監視するようになった。運ぶカートの量が増えれば、ロープで引っ張れ!と言い、派遣会社にローップで引っ張っていないとクレームをつけた。おかげで股関節を痛めたが、治療費は自分で出した。
一年後に店次長は転勤になり、次の次長は何も言わなかった。
こんな経験は誰しもあることであろうが、入社時に周りの人と親しくなって情報を仕入れていればよかった。だが、現実はそうはいかない。やはりまわりに従いながら、慣れていき、仕事に余裕を持っていくしかない。このケースはまわりとの誤解であった。