ブログ - 20220730のエントリ
昨日の夕方、スイカ畑の6個の子供スイカをネットで包んだ。球根を保存する簡易なネットであるが、これで包んでおけばアナグマも気安くは食えず、苦労し、もしかすると食うのをやめるのではないか?と考えてからであった。
さきほど、結果を見に行ってみると、6個とも食われておらず、1個だけかぶせていたザルが外されていた。アナグマは来たのである。だが、これで奴が食わなくなったとは思わない。たぶん、この6個で、スイカは終わるであろうが、実をつけたスイカは9月まで成長し、それまで奴は訪れてくるに違いない。
通っている教会の牧師にアナグマ被害について話をすると、福島では動物用の畑と人間用の畑を両方作っているところがある、というメールかえってきた。自分の畑はビワ、柿、梅、クリ、カボスなどたくさん茂っていて手入れする時間がなく、カラスやカメムシ、カナブンなどが食べ放題である。消毒や殺虫剤はまかない。
昔は、種を蒔く時に、一粒は鳥さんのため、二粒はモグラのため、三つ目は人のためと言いながらまいていたとという。その話を思い出しながら、現代は自分もふくめてすべての考えが人間中心になっていると思った。それが環境破壊をまねき、さらに、この暑さの中でエアコンを使いすぎて、熱中症になり、治すためにエアコンを使いなさいとどこか狂ったような発言を平気でしている。
自分もアナグマにスイカを食われて悩んでいるのである。自己中心者である。生活は苦しくなるが、アナグマに食わせてやろう、なんならペットにしてやってもいいではないか?と空想するだけで実行まではしないのである。
ウクライナ戦争、コロナ感染者の異常な増加、猛暑、異常気象など人間世界は崩壊し始めている。そろそろ自己中心・人間中心などこそ変えるべきではないか・・・・。