ブログ - 20220704のエントリ

アナグマとの対決

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2022-7-4 20:04

  今日は月曜日でアルバイトがなく、フリーの日であるが、スイカがアナグマに食われて虚脱状態であった。これからスイカ畑をネットや金網で囲むのは遅く、タイミングを失ってしまった。俺の悪い性格で考えが甘いのであった。さて、どうしようか?たぶん、やつらは最初の日は警報機におどろいたが、なんだこんなもの?と慣れてしまったに違いないし、説明書には、完全な効果はありません、と先手を打っていた。一台が4千円で3台買ったので1万2千円、それにスイカの苗が一株300円で25株、計7千5百円、なんと3万円投資したのである。一個も売れずに食べられ、1個だけアナグマからおすそ分けをしてもらったのである。美味しかった!が、9個近くが奴らの腹に入ったと思うと腹が立つ!

 スイカの噛み跡をみると、この前は小さな歯型であったが、今度はその二倍の歯型が見えた。親子でやってきたのであろうが、味をしめて数が増えればあっという間に食い尽くされてしまう・・。

 玄関そばの葛(かずら)を汗まみれになって刈り取り、部屋で扇風機にあたっていたが、ふと思いつき、スマフォを手にとって、アナグマからスイカを守る方法、を検索した。出てきた、ユーチューブになって。その中に、目ぼしい項目があった。木酢酢、を使うというのであった。木酢酢の匂いは山火事のときに木が出す汁に似ているのでアナグマは怖がって逃げるというのであった。さっそく360円で買ってきて、スイカ畑のまわりに振りかけていき、残っている10個の実の周りに念入りにかけてやった。説明書を読み直すと1000倍ほどに薄めないと葉が枯れる、と書いてあったのでかけた苗に水をかけて薄めてやった。

 今、雨が降ってきた。遅い台風がいよいよやってきた。木酢酢は雨によって匂いを薄められてしまうであろうが、ともかく明日の朝、(戦場)がどうなってるか?見ものである。

終戦は見えない

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2022-7-4 9:34

  昨日の朝、いつものように教会の日曜礼拝に行った。カラスたちは巣に二、三羽戻ってくるようであったが、スイカ畑にはおりていなかった。ただ、二日前、一個のスイカがアナグマに食われていて気になっていたが、その日以外は食われておらず警報機に怯えていると考えていた。教会で賛美歌を歌い、祈り、牧師の話を感じ入って聴いた。信者たちとお茶を飲み、畑でとれたトマトを出すと、美味しい、と言って食べてくれた。

 帰宅して昼食を食べ、スイカ畑に行った。被害はなく、コブシより小さなスイカを4個見つけて、釣り糸で囲んでやった。合計10個が収穫を待つことになった。カラスに突かれたスイカを冷蔵庫に入れていたので、それを食べた!最高の美味しさであった。店に出ているのはピンク色であるが、血のように真っ赤に熟した自然の味である。まだ10個以上が残っているので奥様の所に持っていこう!喜ぶぞ!それから図書館に行って、三島由紀夫の(憂国)をさがしてもらったが、三週間前に貸し出されたままで戻っていなかった。スーパーに寄り、食材を買った。

 ラジオのニュースで台風が接近していることを確認し、火曜日のスーパーでのバイト、その日の天気はどうなるか?など考えていた。

 さて、今日の朝、部屋からスイカ畑を見ると、かごに載せていたブロックが落ちているように見えたが、コーヒーと食パンで食事を終えた。

 作業服を着て、スイカ畑に行った。二つの大かごは伏せられた状態であったが、中のスイカが赤い肉を出して、転がったいた・・・。

 やはりやられた!

 アナグマがこんな美味しいものを放置しているはずはないではないか!

 部屋の座椅子に寝転がって放心していた。

 警報機はかごのそばに転がったままであった、これ以上の対策はなかった。

 ウクライナ戦争のことを考えた。野生動物にとって領土は縄張りであり、人間にとっても命である。ウクライナ戦争ははじまって4ヶ月がたつが、停戦も終戦もその気配を見せそうにない。

 スイカ畑のおれとアナグマの戦いは、はじまったばかりであるー。

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