ブログ - 20220708のエントリ
スイカ栽培の出来事をしつように書くのは、それが執筆中の小説(カサブランカ)の重要な伏線になっているからです。備忘録みたいなものです。
さて、昨日の朝、スイカ畑に行ってみると、二つの熟したスイカが二つに断ち割られ、食われていました。覚悟はしていましたが、あまりの現実の無残さに、泣きました。その二つは経済援助をしてくれている奥様に食べていただこうと考えていたものでした。経済援助というのは奥様が野菜や果実を高価な値段で買ってくれているということです。
もう食われるままに任せておこう、その方がスッキリするし、奥様もあなたがスイカのことで悲しむのは苦しい、やめてもいいのよ、と言ってくれるのです。その日は、奥様に野菜を持っていくつもりだったので、かぼちゃ2個、じゃがいも10個、長ネギ1束、それに熟していないがきれいなスイカ3個、花2本を持っていきました。奥様にの家はいつも来客が多いのですが、その日も二人が来ていました。1個のスイカは熟していそうだったので、玄関先で包丁で割ってみました。ピンク色で完熟ではありませんでした。少し食べてみましたが美味しくありませんでした。奥様は残りは持って帰って食べなさい、と言い、言葉のニュアンスは美味しくないということがわかりましたが、冷蔵庫で半日冷やして食べると美味しかったです。
帰宅してしばらく考えました。木酢酢を畑にまいた一日目はアナグマはスイカを食べなかったのですが、二日目には食べ、木酢酢の効果はなかったのです。地面に直接まいたので、染み込んでしまったのです。よし、瓶や茶碗にいれて臭気をばらまこう!ユーチューブでもペットボトルに入れて臭気を流す、と言っていました。皿やコップに木酢酢を入れて、スイカのまわりに並べてみました。
今日の朝、結果を見に行ってみると一個だけかじられていましたが残りの6個は無事でした。そして驚くべきことに」スイカ畑の葉の中に大玉スイカが隠れていたのです。巻きひげは枯れ、お尻は黄色くなっていて完熟はまちがいなかったのです。
奥様に電話を入れて持っていきました。
彼女は大喜びで、わたしは任務を果たしたと思いました。
要らない!というのに2千円をくれました。
今日の夕方、スイカ畑にまた行きましたました。昨日の食器の中の木酢酢はまだ残っていましたが、足して入れていきました。そこで、子供のスイカを一個見つけ、釣り糸で囲み、木酢酢を置いてきました。