ブログ - 20200914のエントリ
改元の春に入り、コロナ事変が起こり、それから豪雨の被害、熱中症の猛暑、史上最大の台風、と休む間もなく災難がつづいた。が、何が何だかわからないうちに、秋風がよせ、鈴虫が鳴き、風呂に入ると湯の温みがせつなく感じられるようになった。自然は季節の変化をまだ忘れてはいない、それは有難いことだ。それらを振り返って見ればあきらかに自然の警告をみてとれるが、世の中はいかにコロナ前の経済に復帰するかにばかり目が向いて、のど元過ぎれば熱さを忘れる、状況である。
来年もまた、同じような厄難が起こるであろうが、つぎはどんな事変がおこるかわからないし、どのように備えればいいのかわかりはしない。
七十三歳の自分はまだ生きている。飽きもせずにしぶといやつだなと思いながらも、午前四時になると目が覚め、産直店に出すクリやトマトの包装をし、バイクで走る・・。いつかは倒れて大型トラックにはねられるだろう、と不安になりながらも生活スタイルは変わらない。
走り、走りつづけよう・・、倒れる日がくるまで。